2009/07/08 (Wed) 00:23
2009
150年以上にわたり、兵士として幾多の戦場をかけぬける2人の兄弟がいた。兄ビクターと弟ローガン。2人は、驚異の肉体再生能力と戦闘能力を持つミュータント。ビクターは、野獣のような攻撃で敵を倒し、ローガンは両拳からとびだす爪を武器とした。2人は、幼少の頃、ある悲劇をきっかけに兄弟であることを知り、特殊能力が覚醒。以来、普通の人生に背を向けて、南北戦争、第一次・第二次世界大戦、そしてベトナム戦争の中に身を投じてきたのだ。しかし長年の戦争人生の中で、ビクターの凶暴さは次第にエスカレート、ついには勢い余って仲間を殺してしまう。ビクターと彼をかばったローガンは軍に逮捕されるが、謎の軍人ストライカーが現れ、釈放と引き換えに特殊部隊「チームX」への参加を持ちかける。「チームX」はストライカーの命のもと様々なミッションを行うが、ある時、アフリカでの非人道的な任務をめぐってローガンはビクターやほかのメンバーと対立、「チームX」を離脱する。
6年の月日が流れた。ローガンは、美しいカナダの山奥で、女教師ケイラと静かに暮らしていた。闘いと悲しみだけの人生しか知らないローガンにとって初めて経験する安らぎの日々。しかし、その平和も長くは続かなかった。ストライカーが現れ「チームX」を脱退したビクターが殺人鬼となって、かつての仲間を殺していると告げる。ストライカーの警告通りビクターが現れ、ローガンの留守中にケイラを殺してしまう。復讐を誓ったローガンは、ビクターを探し出し闘いを挑むが、その圧倒的なパワーの前に叩き潰される。意識を取り戻したローガンにストライカーが接触してきた。ビクターを倒すために手を貸すと。それはローガンの骨格に、超金属アダマンチウムを移植し、最強の戦士に改造することだった。
湖の地下の秘密基地で改造手術は行われた。手術直前、ローガンは、ストライカーに「これからはウルヴァリンと名乗る」と伝える。それはケイラが教えてくれた言い伝えに由来するものだった。手術は想像を絶する苦痛を伴ったが、彼の肉体と精神は耐え抜いた。だがストライカーは最初からローガンの復讐に加担するつもりはなく、彼を洗脳し、ある巨大な陰謀に利用するつもりだったのだ。すべては、ストライカーの仕組んだシナリオだった。洗脳処置寸前のところで、ストライカーの企みを知ったローガンは激怒し、脱走する。
ウルヴァリンとして生まれ変わったローガンは、ストライカーの放つ刺客を倒しつつ、復讐を遂げるため、ビクターとストライカーの待つ巨大な悪の組織の中枢へと向かっていく。そこでストライカーは、今まさに、世界を揺るがす、恐るべき計画を実行しようとしていた。果たして、ストライカーの陰謀とは?そして宿敵ビクターとの最終決戦の行方は?壮絶な戦いと衝撃の真実が、ウルヴァリンを待ち受ける!
映画「Xメン」3部作より前の時代のお話。
ウルヴァリンの誕生の経緯が明かされます。
原作と大きく違うのは、ローガン(ウルヴァリン)とビクター(セイバートゥース)が兄弟、ケイラ(多分シルバーフォックス)とエマ・フロストが姉妹ということですね。
一応3部作に続くような(特に2)流れにはなっていますが、セイバートゥースとか「?」な部分もなくはないですが、細かいことはどうでもいいですよね。
作品単体で考えると、ストーリーはともかく、テンポがよくド迫力のアクションがとっても気持ちいいです。
ウルヴァリンはもちろんのこと、デッドプール、エージェント・ゼロ、ガンビット、サイクロップスなどミュータントならではの技が凄いです。
もうこれだけで、私には見る価値大ありです。
しかし、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、はまり役ですね。
もうこの人以外ウルヴァリンは考えられません。
最初の「Xメン」が2000年で、この作品がその9年後。見た感じ全然変わってない!驚きです。
スピンオフで「デッドプール」も映画になるとか…。
この調子でXメンワールドが広がるとうれしいな。
内容★★★★★
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