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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/05/11 (Sat) 04:29
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2009/07/28 (Tue) 12:20

2007

そこでは、戦えない子供は谷底に捨てられ、成人の儀式では餓えた猛獣に独り敢然と立ち向かわなければならない。生き残った者だけが一人前と認められる過酷にして厳格なルールのもと男達は育てられ、世界史上類を見ないとてつもない国家を作り上げた―それが、スパルタだ。侵略を目論むペルシア帝国100万の大軍を前にしても、怯むことのないスパルタ魂。王レオニダスのもとに集まったスパルタ300人の屈強な男たちが、ペルシアの巨大軍を向こうに回し、空前絶後の壮絶なバトルへと挑み込む!
100万対300。無謀すぎて荒唐無稽にさえ思えるこの戦いは、空想の産物などではない。それこそが、史上もっとも熾烈な闘いのひとつとして、ヘロドトスの「歴史」にも記されているテルモビュライの戦いなのだ。
紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとにペルシア帝国からの遣いがやってきた。千もの国々を征服した東方の大帝国が次なる標的に定めたのは、スパルタをはじめとするギリシアの地。国を滅ぼされたくなければ、ペルシアの大王クセルクセスに土地と水を差し出し、服従の証を立てろと使者は言う。「服従か、死か」と問われれば、スパルタの答えはひとつ―王レオニダスがペルシアの使者を葬り去った瞬間、スパルタは100万の大軍を敵に回した。
神々に開戦の許しを乞うために、レオニダスは司祭のもとを訪れたが、欲と妄執にとらわれた司祭たちは、託宣者のお告げであるとして、スパルタ軍の出兵を禁じた。託宣者の信託に従えば、戦うことは許されない。しかし、戦わなければ滅ぼされる。煩悶する王に、王妃ゴルゴは毅然として言う―「自分の心に従いなさい」と。
戦いを決意した王のもとに集まったのは300人。しかし、それはただの300人ではない。スパルタ精鋭の300人だ。さらに、レオニダスには戦略があった。海岸線の狭い山道に敵を誘い込めば、大軍の利点を封じられる。そこを、スパルタの盾で食い止めるのだ。
作戦の地テルモビュライに兵を進めた彼らの前に現れたのは、海岸線を延々と埋め尽くすペルシアの大軍。驚くほどわずかな兵を前に、ペルシアの指揮官は傲岸に言い放つ―「貴様らは今日の正午には死んでいる」。
しかし、スパルタの男たちはひるむどころか、解き放たれる瞬間を待ち受けていた。敵の弓矢で太陽が隠れるなら、暗がりの中で戦うまで。男たちに退却の二文字はない。鍛え抜かれた剣のもと縦横無尽に突き進む。緒戦はひとりの死者もなし。100万対300の戦いは、ペルシア軍の予想を完膚なきまでに覆し、スパルタ軍の勝利で一日目を終えたのだった…。


「シン・シティー」「ダークナイト」と同じくこれもフランク・ミラーのコミックの映像化作品です。
フランク・ミラーはどうもこの話が好きなようで、この作戦は"Sin City: THE BIG FAT KILL"でも使われ、その300人の話も少し描かれています。
まだ原作のほうは読んでいないので(近々読む予定ですが)比較はできませんが、骨太なストーリーと超迫力のアクション、幻想的な色彩に圧倒されっぱなしでした。
忍者や異形な者達が敵だったりと、かなり大胆なアレンジがされていて、歴史に忠実とは言い難いですが、そんなこと議論する気にもなれないほどのすごい勢いがこの映画にはあります。
印象的な映像は今でも目に焼き付いています。
過酷な生き方をしている人たちに感情移入はできませんでしたが(ぬるい生活の私にはおこがましいことです)、信念に真っ直ぐに生きるシンプルさには憧れてしまいます。
映画の終わり方もとてもいい感じでした。


まさかとは思ったのですが、これも続きが作られる予定なのだそうです。コミックも同じくです。題名は「スパルタ」になるとか…。

内容★★★★★


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2009/07/08 (Wed) 00:23

2009

150年以上にわたり、兵士として幾多の戦場をかけぬける2人の兄弟がいた。兄ビクターと弟ローガン。2人は、驚異の肉体再生能力と戦闘能力を持つミュータント。ビクターは、野獣のような攻撃で敵を倒し、ローガンは両拳からとびだす爪を武器とした。2人は、幼少の頃、ある悲劇をきっかけに兄弟であることを知り、特殊能力が覚醒。以来、普通の人生に背を向けて、南北戦争、第一次・第二次世界大戦、そしてベトナム戦争の中に身を投じてきたのだ。しかし長年の戦争人生の中で、ビクターの凶暴さは次第にエスカレート、ついには勢い余って仲間を殺してしまう。ビクターと彼をかばったローガンは軍に逮捕されるが、謎の軍人ストライカーが現れ、釈放と引き換えに特殊部隊「チームX」への参加を持ちかける。「チームX」はストライカーの命のもと様々なミッションを行うが、ある時、アフリカでの非人道的な任務をめぐってローガンはビクターやほかのメンバーと対立、「チームX」を離脱する。
6年の月日が流れた。ローガンは、美しいカナダの山奥で、女教師ケイラと静かに暮らしていた。闘いと悲しみだけの人生しか知らないローガンにとって初めて経験する安らぎの日々。しかし、その平和も長くは続かなかった。ストライカーが現れ「チームX」を脱退したビクターが殺人鬼となって、かつての仲間を殺していると告げる。ストライカーの警告通りビクターが現れ、ローガンの留守中にケイラを殺してしまう。復讐を誓ったローガンは、ビクターを探し出し闘いを挑むが、その圧倒的なパワーの前に叩き潰される。意識を取り戻したローガンにストライカーが接触してきた。ビクターを倒すために手を貸すと。それはローガンの骨格に、超金属アダマンチウムを移植し、最強の戦士に改造することだった。
湖の地下の秘密基地で改造手術は行われた。手術直前、ローガンは、ストライカーに「これからはウルヴァリンと名乗る」と伝える。それはケイラが教えてくれた言い伝えに由来するものだった。手術は想像を絶する苦痛を伴ったが、彼の肉体と精神は耐え抜いた。だがストライカーは最初からローガンの復讐に加担するつもりはなく、彼を洗脳し、ある巨大な陰謀に利用するつもりだったのだ。すべては、ストライカーの仕組んだシナリオだった。洗脳処置寸前のところで、ストライカーの企みを知ったローガンは激怒し、脱走する。
ウルヴァリンとして生まれ変わったローガンは、ストライカーの放つ刺客を倒しつつ、復讐を遂げるため、ビクターとストライカーの待つ巨大な悪の組織の中枢へと向かっていく。そこでストライカーは、今まさに、世界を揺るがす、恐るべき計画を実行しようとしていた。果たして、ストライカーの陰謀とは?そして宿敵ビクターとの最終決戦の行方は?壮絶な戦いと衝撃の真実が、ウルヴァリンを待ち受ける!


映画「Xメン」3部作より前の時代のお話。
ウルヴァリンの誕生の経緯が明かされます。
原作と大きく違うのは、ローガン(ウルヴァリン)とビクター(セイバートゥース)が兄弟、ケイラ(多分シルバーフォックス)とエマ・フロストが姉妹ということですね。
一応3部作に続くような(特に2)流れにはなっていますが、セイバートゥースとか「?」な部分もなくはないですが、細かいことはどうでもいいですよね。
作品単体で考えると、ストーリーはともかく、テンポがよくド迫力のアクションがとっても気持ちいいです。
ウルヴァリンはもちろんのこと、デッドプール、エージェント・ゼロ、ガンビット、サイクロップスなどミュータントならではの技が凄いです。
もうこれだけで、私には見る価値大ありです。
しかし、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、はまり役ですね。
もうこの人以外ウルヴァリンは考えられません。
最初の「Xメン」が2000年で、この作品がその9年後。見た感じ全然変わってない!驚きです。

スピンオフで「デッドプール」も映画になるとか…。
この調子でXメンワールドが広がるとうれしいな。

内容★★★★★

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2009/07/06 (Mon) 13:55

2005

思い出せ
11月5日の出来事を
火薬陰謀事件と反逆を
忘れることは許されぬ
人々の記憶の底にとどめておけ
独裁国家と化した近未来の英国。労働者階級の若きヒロイン、イヴィー(ナタリー・ポートマン)は絶体絶命の危機に見舞われたところを“V”とだけ名乗る仮面の男(ヒューゴ・ウィービング)に命を救われた。いくつもの顔をもつVは、華と教養を兼ね備えた紳士であり、恐怖政治に抑圧された市民を暴君の手から解放することに余念がない。しかし一方では、怨念にかられた血の復讐鬼でもあった。不正と暴虐にまみれた政府から英国民を解放するため、Vは国の圧制を糾弾し、同胞の市民に国会議事堂前に集結するよう呼びかける。決行は11月5日――“ガイ・フォークス・デー”だ。1605年の同じ日、ガイ・フォークスは火薬を詰めた36個の樽とともに、議事堂の地下道に潜伏しているところを発見された。フォークスをはじめとするレジスタンス一派は、ジェイムズ一世を君主とする圧政に反発し、政府の転覆を狙って“火薬の陰謀”をくわだてた。だが、一斉に摘発されたフォークスらは絞首刑、火あぶりの刑、四つ裂きの刑に処され、計画は未完に終わってしまったのだ。その反逆精神とあの日の記憶を胸に、Vはフォークスの計画を引き継ぐことを心に誓う。1605年11月5日に処刑されたフォークスに代わって、国会議事堂を爆破しようというのだ。謎に包まれたVの素性が明らかになるにつれ、イヴィーは自分自身についての真実をも知るようになる。図らずもVの協力者となったイヴィーはVの悲願をはたすべく、革命の火をともし、血も涙もない腐りきった社会に自由と正義を取り戻すために立ち上がった。


原題:V for Vendetta

アメコミ原作でありながら、「スパイダーマン」や「X-メン」「バットマン」のように軽い気持ちで見ようとすると、火傷をします。
テーマも重ければ、アクション主体というより、台詞主体の映画のように感じました。
政治色が強く、情報操作のありかたなど、勉強になる点もあるのではないでしょうか。

原作とはかなり違うらしいので、そのうち原作にもチャレンジしてみたいと思っています。

内容★★★★★



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2009/01/13 (Tue) 00:35

2004

人類未踏の壮大な旅!80日で世界一周出来るのか??!19世紀、ロンドン。発明家フォッグ氏はケルヴィン卿と、とんでもない賭けをする。フォッグ氏と従者パスパルトゥー、フランス人女性モニクの3人の壮大な旅が始まった! 陸を駆け、海を越え、大空を飛び、地球を駆けめぐる3人に襲いかかるのは、予期せぬ危機とケルヴィン卿の妨害工作、そして思わぬアクシデント。果たして彼らは困難を切り抜け、タイムリミット内に無事生還できるのか!?


原題:Around the World in 80 Days

ジャッキー・チェン主演映画。
「八十日間世界一周」のリメイクですが、ジャッキー映画らしい、アクションの見せ場の多い作りになっていて、私的にはかなり面白かったです。
笑える場面のタイミングもかなり絶妙で、気持ちよかったです。
ただ、恒例のNGシーンがないのが残念でした。


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2009/01/09 (Fri) 12:38

2006

プロフェッサーXの右腕だったジーンの死による動揺から立ち直れずにいたX-MEN。そんな中、天才科学者によって、ミュータントの能力を消し、普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。ミュータントのまま生きるか、人間になるかという究極の選択に大きく揺れるミュータント社会。マグニート率いるブラザーフッドはキュアの根絶を狙い、X-MENは人類とミュータントの全面戦争を回避しようと奔走するが…。


原題: X-Men: The Last Stand
ようやく Angel, Beast, Juggernaut, Madrox が登場。
また、主要キャラの脱落、もしくは死亡が相次ぎ、その展開にちょっと驚くかも。
今回もアクションが多く、コミックとは違った楽しみがあります。

この作品でこのシリーズは終りとのことですが、エンドロールの後のシーンを見ると、そうでもないようなという期待も…。
ただ、この作品だけで見ると、そのシーンのせいで興ざめしたのも事実です。

スピンオフの "WOLVERINE: X-MEN ORIGINS" も今年公開されるので、家族で盛り上がれたらなぁと思っています。
ただ、気になるのが、公開日。
中国が未定なのを除いて、他の国はすべて 4/30~5/1 に公開するのに、なぜ日本だけ 8/22 なの?(http://www.x-menorigins.com/releasedates/参照)
何か納得できないですよね。




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