2010/01/29 (Fri) 09:51
2005
監督:リーヴ・シュレイバー
出演者:イライジャ・ウッド、ユージン・ハッツ、ボリス・レスキン
原題:Everything Is Illuminated
上映時間:105分
製作国:アメリカ合衆国
ジョナサンは、家族にまつわる品物をなんでもコレクションしてしまうという一風変わった趣味の持ち主。ある日、祖母からもらった写真をきっかけにウクライナに旅立つことになる。写真に写った祖父の命の恩人だという女性を捜すために。そんな彼を現地で出迎えたのは、ブロークンな英語しか話せない通訳兼ガイド、目が見えないと主張するドライバー、そして犬嫌いのジョナサンをお構いなしに吠えまくる盲導犬・・・。強烈なカルチャー・ショックを受けながらも、祖父の足跡を辿るジョナサンは、やがて思いもしなかった過去の物語を紐解いていくのだった。
言葉よりも映像が雄弁に語ることもあると教えてくれる映画でした。
その、あまり言葉が通じず、考え方の違う3人の組み合わせと独特の間合いがなんともいえないおかしさを生み出していていい感じでした。
最初は、奇妙なものをたくさん集めて壁に飾っている主人公を見て退きましたが、これはそんなサイコな映画ではなく、ユダヤ人迫害を扱った重いドラマであり、それが重過ぎないようユーモアを絶妙なバランスで織り交ぜた素晴らしい映画でした。
前半の食事のシーンは、思わず声を出して笑ってしまいました。思わず声が出ちゃったのは久しぶりでした。
雄大なウクライナの素晴らしい風景に、つい行きたくなっちゃいます。
原作はJonathan Safran Foerの同名小説。これも気になります。
内容★★★★★
PR
Comment