新潮文庫
2011年6月
伝統あるお嬢様学校「聖マリアナ学園」。転入生・烏丸紅子は中性的な美貌で一躍、学園のスターとなる。その裏には異端児たちの巣窟「読書クラブ」の部長で、容姿へのコンプレックスを抱えたニヒリスト妹尾アザミの、ロマンティックな詭計があった…。学園の創設から消滅までの百年間に起きた数々の事件の背後で活躍した歴代の「読書クラブ」員。その、あらぶる乙女魂のクロニクル。
私の想像上のカトリック系お嬢様学校の妖しい雰囲気が思いっきり醸し出されていて、楽しめました。
乙女ならではのロマン。それは男子では絶対に出せないと思う。
内容
★★★★[0回]
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