2010/07/07 (Wed) 13:35
集英社
2010年2月
バレー部の「頼れるキャプテン」桐島が突然部活をやめた。
それがきっかけで、田舎の県立高校に通う5人の生活に、小さな、しかし確実な波紋が広がっていく。
野球部、バレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部。
部活をキーワードに、至るところでリンクする5人の物語。
桐島はどうして部活をやめたのか?
17歳の彼らは何を抱えているのか?
物語をなぞるうち、いつしか「あの頃」の自分が踏み出した「一歩」に思い当たる……。
世代を超えて胸に迫る青春小説の傑作!
第22回小説すばる新人賞受賞作
200ページ弱の薄い本なのに、意外に時間がかかってしまいました。
何故かというと、話に惹き込まれず、なかなか進まなかったのが原因かと。
繊細な感性での心理描写等、今時の若者を上手く描けているとは思いますが、ただそれだけです。
出来事の断片を並べたただけのストーリーでは、吸引力はないかも。
印象も薄く、暫くしたら完全に忘れてしまいそうです。
内容★★★
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