2011/04/16 (Sat) 20:55
角川ホラー文庫
1998年12月
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。
前半が普通の展開だけに、後半の押し捲りは半端ないです。
怖かった。
もう、急いで読んでしまう自分がいました。
やっぱり貴志さん、すごい。
生命保険や犯罪心理学の勉強にもなったし。
何より、ラストの言葉には考えさせられました。
内容★★★★★
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2011/04/16 (Sat) 15:49
講談社 BE LOVE KC
2010年12月
仲間と築き上げてきた自信と信頼とともに、全国大会都予選決勝の舞台に勝ち上がった千早たち瑞沢高校かるた部。前年度と同じカードとなった強豪・北央学園との一戦は、実力伯仲する5組の対戦が揃い、序盤から緊迫した展開に。瑞沢か、北央か。互いに一歩も譲らぬまま迎えた最終盤。だれもが予想だにしなかった出来事が――!? 伝統か、執念か。北央学園対瑞沢高校の因縁の対決の行方は――!?
ひたすら前向きな千早に刺激されるお姉ちゃんや菫もいいし、もちろんかるた部のみんなもよかったです。
お母さんも吹奏楽も…。
いいなあ。なんかもう、全部いいです。
ようやくタイトルの意味もわかったし。
しかし、一番和ませてくれるのは女帝ですね…。
内容★★★★★
2011/04/16 (Sat) 13:40
Marvel Comics
September 2010
Marvel Comics
October 2010
強敵Sekhmet, Lady of Slaughterを何とか倒し、"Book of Thoth"を手に入れる寸前まで行ったAmadeus ChoとThorだったが、またもやVali Halflingに先を越されてしまう。一方Olympus Groupでは、単身Delphyne Gorgonが活躍を見せる…。
後半。
Delphyne Gorgonがカッコイイ。
残忍ではあるけれど、獅子奮迅の活躍を見せる彼女の姿には魅了されます。
そんなわけで、最後のアイテムDhanvantariを巡る争奪戦の舞台はクラウンチア大陸。
Delphyne Gorgonの助けもあり、Choが全てのアイテムを手に入れます。
で、Choは神となり阿修羅?の姿に変身します。
そしてHerculesにその力を受け渡し、Herculesは無事帰還。
ようやく再会と思いきや、Zeusを通してChaos Kingの襲撃を知ったHerculesは、ヒーローを集めるためすぐに行ってしまいます。
そして、"Chaos War"へ―。
内容★★★★
難易度★★★
Heroic Age: Prince of Power #1-4, Hercules: Fall of an Avenger #1-2
2011/04/15 (Fri) 15:59
祥伝社
2011年2月
1997年日本ホラー小説大賞、2005年日本推理作家協会賞長編賞、2008年日本SF大賞、2010年第1回山田風太郎賞 各賞撃破! エンターテインメント界の鬼才が贈る最新長編!
「覚えてないの? ここ、端島じゃない。こんな場所、ほかにないもの」 その名前に触発されて、いくつかの情景が意識に現れようとした。しかし、その映像はぐにゃりと歪み、闇の中に溶け去ってしまう。まるで、この島に関する記憶は、絶対に思い出してはいけない禁忌であるかのように。 「そうか……そうだった。俺も、たしかに、ここへ来たことがある」 長崎市の沖合にある、遺棄された海底炭坑の島──端島。コンクリートの護岸に囲まれて、建物が密集した独特の外観から、軍艦島という通称で知られている。だが、何のために、こんな島へ来たのかは、思い出せない。まして、なぜ、ここで戦わされているのかは、見当もつかなかった。(本文より)
“軍艦島”を舞台に描く、悪夢の世界!
情報科学部学生で日本将棋連盟奨励会に属するプロ棋士の卵である塚田は闇の中で覚醒した。十七人の仲間とともに。場所も状況もわからぬうちに始まった闘い。人間が異形と化した駒、“敵駒として生き返る戦士”などの奇妙な戦術条件、昇格による強力化――闇の中、廃墟の島で続く、七番勝負と思われる戦いは将棋にも似ていた。現実世界との連関が見えぬまま、赤軍を率いる塚田は、五分で迎えた第五局を知略の応酬の末に失い、全駒が昇格する狂瀾のステージと化した第六局は、長期戦の末、引き分けとなった……。
読ませますねぇ。とても面白かったです。
惹きつけてやまない展開、手に汗握る緊張感。堪らないです。
アイデアも贅沢と思えるくらい盛り込まれていました。
設定が「真夜中の戦士」に似ているなと思ったのですが、それもちゃんと本文で触れていたし。
途中でオチは見えたけれど、それは最後までまったく面白さを減することではありませんでした。
よし。貴志さんの本、今年中に全破するぞ~。
内容★★★★★
2011/04/15 (Fri) 12:17
Marvel Comics
July 2010
Marvel Comics
August 2010
冥界にHerculesがいないことを確認したAmadeus Choは、彼は死んだわけではなく別の世界に囚われているだけだということを確信する。
そんな折、Lokiの息子Vali HalflingがChoを訪れ、神を創る4つの材料についての情報をもたらす。早速材料を捜す旅に出るChoだったが、その隙にHalflingによってOlympus Group本社は乗っ取られてしまうのだった…。
全4話・前半。
守りにBruce Bannerの協力によりBannertech Shildsを装備し、武器はHerculesのメイス。
スーツ姿で戦うAmadeus Choは結構恰好いいかも。
HalflingはChoを罠に掛けていました。
彼はすでに2つの材料を手に入れていたのです。
そんなことも知らず赴いたChoは犯人扱いされ、Thorと戦うハメになってしまいます。
なんとかThorの誤解を解き、協力を得て、次の材料を求めてエジプトに向かう二人ですが、そこにはエジプトの神Sekhmetが立ち塞がって…。
一方、Olympus Group本社では、Halflingが占拠に成功し、不老不治ではなくなり年老いたHebeとAthenaも捕えられてしまいます。
頼みの綱は、ChoのモトカノのDelphyne Gorgonでしょうか。
Chaos Kingの名前もちらほら。
まだ詳しくはわかりません。
内容★★★★
難易度★★★
Heroic Age: Prince of Power #1-4, Hercules: Fall of an Avenger #1-2