2008/04/06 (Sun) 02:06
Devil's Due Publishing
MAY 2007
予想にたがわずパワーアップしてます。
ページ数は20ページ強と減ったものの、Cassieの使命感から来る強さと、その内面のやはり女の子である弱さがうまく表現されていると思いました。
彼女の母親のとった行動は間違っているかもしれないけれど、それは紛れもなく親が子を思う愛情であり、それを自らの手で止めなければならなかったことも、この物語のカラーを決めるひとつの要素になっていると思います。
今まで触れられていなかったCassieの父親のことも少しではありますがでてきたので、このシリーズを通して解明されることになるような気がします。
今回のエピソードでCassieの足の指が2本も失われてしまったことには、少し引きましたが、絵もよくなったことではあるし、楽しみなシリーズです。
Edipus complex は筒井康隆の小説で知っていたのですが、ファザコンが Electra complex ということは知りませんでした。
内容★★★★
難易度★★
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2008/04/05 (Sat) 22:31
2008/04/05 (Sat) 20:56
Marvel Comics
July 2005
Marvel Comics
August 2005
過去を捜し求めるウルヴァリンと過去から逃げているストームのお話です。
二人を追跡してくるのは、デスストライク。映画「X-MEN2」にも登場した女版ウルヴァリンみたいな人です。
映画では中国人の女優が演じていましたが、本当の設定は日本人で本名はYuriko Oyamaです。
映画とは違い、彼女はストームと過去のつながりがあります。
ラストシーンのストームの台詞を含め、かなりの高水準の作品に仕上がっていると思います。
英語では、
snake oil 疑わしい薬→信憑性のない話
が面白い表現だと思いました。確かに蛇を使った薬は○○に効くとかいってよく売られていますが、疑わしいですよね。
あと2回出てくる台詞として
can't punch your way out of
がありますが、これはofのあとに a wet paper bag が省略されていて、濡れた紙袋を破くことさえできない人 → 軟弱な人 というイメージになります。
内容★★★★★
難易度★★
2008/04/05 (Sat) 17:27
Devil's Due Publishing
MARCH 2007
映画「チャイルド・プレイ」でお馴染みのチャッキーとの対決です。
といっても半分は協力してましたが。
約45ページ。
前回があまりにひどかったので、今回評価はあまくなってしまっているかもしれませんが、絵は良くなったし、Chuckyのみならず、CassieとVladとの戦いも見られ、以前登場したサブキャラクターも再登場したりと、盛り沢山の内容になっていると思いました。
CassieとChuckyの駆け引きはなかなか面白かったです。
今回も訛りのある英語が、その発音のまま表記されているため、そこのところだけは少しわかり辛いです。
内容★★★★
難易度★★★
2008/04/05 (Sat) 11:38
Marvel Comics
June 2005
銀行で強盗事件に巻き込まれるという、プロフェッサー単独のエピソードです。X-MENは見開き1ページのみ登場。
話自体はとりたてて面白いわけではありませんが、ヘルファイア・クラブの残党が暗躍しているという会話など、端々で気になる点があります。
会話で結構、頭文字を使った省略形をみかけますが、
このエピソードでは、
CPR = cardiopulmonary resuscitation 心配停止状態の救急蘇生
EMP = electromagnetic pollution 電磁波汚染
などがでてきました。
ほとんどが、ほかの省略形とも重なっているため、状況に応じてどの略なのか見極めることが必要になってきますね。
内容★★★
難易度★★