2009/08/19 (Wed) 14:23
2009/08/19 (Wed) 11:54
講談社ヤンマガKC
2007年4月
講談社ヤンマガKC
2007年8月
講談社ヤンマガKC
2007年11月
講談社ヤンマガKC
2008年2月
講談社ヤンマガKC
2008年5月
小日向は、新人トーナメント・GENESISへの出場要請を受けた。優勝すれば、翌年のK・O・S中量級日本代表決定戦に出場できる。その参加選手は優勝候補のモンゴル人・白戸テムル心や、K・O・Sジャパン王者である里見雅廣の弟・大地など強豪揃い。なんとこの中にスタッフの手違いで出場が決まった、鏑木流・南の名前が…。
ワンデイトーナメント・GENESIS、いよいよ大会当日!小日向の1回戦の相手はベテランキックボクサー・尾嶋幸典。試合序盤からアグレッシブに攻める小日向であったが、尾嶋にカウンターのローキックを入れられてしまう。まるで地雷でも仕掛けられているかのように、踏み込むとローを喰らう小日向。しかし第2ラウンドを迎え、迷いを捨てた小日向が反撃に出る!
もう出番は終わり、ギャグ要員と化してしまったと思っていた南がまた晴れ舞台に登場で驚きました。
また、濱田の意外な素性も…。
敵のときは嫌なやつだったのに、みんなそれぞれの事情があり、そんなに嫌なやつなんていない…これぞ少年漫画の醍醐味。
内容★★★★★
2009/08/19 (Wed) 10:38
2008
プロのチェロ奏者として東京のオーケストラに所属していた小林大悟。しかし、ある日突然楽団が解散。自分程度の奏者は掃いて捨てるほどいると夢を諦め、1,800万円もしたチェロも売り払い、妻の美香とともに田舎の山形県酒田市へ帰ることに。
就職先を探していた大悟は、新聞で「旅のお手伝い」と書かれた求人を見つける。てっきり旅行代理店の求人と思い込み「高給保障」や「実労時間僅か」などの条件にも惹かれ、その・NKエージェントの面接へと向う。履歴書を一瞥もしない社長に「うちでどっぷり働ける?」の質問だけで即「採用」と言われ、早速名刺まで作ることに。慌てて詳細を聞く大悟は月給50万円という破格の条件に喜ぶも、その業務内容が納棺(=NouKan)と知り、困惑する。広告は「安らかな旅立ちのお手伝い」の誤植だと告げられ、「向いてなければ辞めればいい」と"今日の分"と日当まで渡す強引な社長に、戸惑う大悟は半ば押し切られる形に。しかし妻には「冠婚葬祭関係」としか言えず、結婚式場に就職したものと勘違いされてしまう。
早速出社すると、納棺の解説DVDの遺体役をさせられ散々な目に遭い、さらに最初の現場では孤独死後二週間経過した老女の遺体と対面。現場の異臭と壮絶な状況に嘔吐をもよおしながら仕事の厳しさを知る。帰社し呆然とする大悟に社長は、過酷な初現場をねぎらいながら日当を渡し、早めの帰宅を促す。その帰路、ただでさえ死臭が気になっていたところに、バス内で女子高生が「何か臭う」と話しているのを聞いてしまい、途中下車し銭湯で取り憑かれたように体を洗う大悟。さらに帰宅後、妻が隣人からもらったという今朝つぶしたばかりの鶏を見て、再び嘔吐に見舞われる。
その後悩みながらも遺族からの感謝などもあり、少しずつ納棺師の仕事に充実感を見出し始めていた大悟であったが、噂で大悟の仕事を知った銭湯の息子の山下から「もっとましな仕事さ(=に)就けや」と白い目で見られ、さらには急な仕事で夜中に抜け出す大悟を不審に思った妻が大悟の机の中から件の解説DVDを見つけ、とうとう妻にも仕事の内容を知られてしまう。「そんな汚らわしい仕事は辞めて」と懇願する妻に大悟は態度を決めきれず、妻は実家に帰ってしまう。幼なじみとは疎遠になり、妻には出て行かれ、そしてある現場では、不良学生を更生させようとした教師が大悟を指差しつつ「この人みたいな仕事して一生償うのか?」と発言したのを聞いたことを機会に、ついに退職の意を社長に伝えようとするが、社長のこの仕事を始めたきっかけや独特の死生観を聞き思いとどまる。
場数をこなしそろそろ一人前になったころ、突然妻が大悟の元に戻る。妊娠を告げられ再び納棺師を辞めるよう迫られた大悟に仕事の電話が入る。その内容は、一人で銭湯を切り盛りしていた山下の母、ツヤ子の納棺であった。山下とその妻子、そして自らの妻の前でツヤ子を納棺し、その大悟の細やかで心のこもった仕事ぶりに山下とは和解し、妻の理解も得る。
そんなある日、自宅に亡くなった大悟の母宛ての電報が届く。それは大悟が子供の時に家庭を捨て出て行った父、淑希の死を伝えるものであった。「今更父親と言われても…」と当初は遺体の引き取りすら拒否しようとする大悟に、自らも帯広に息子を残して男に走った過去があることを告白した同僚の上村が「最後の姿を見てあげて」と説得するが…。
第81回アカデミー賞外国語映画賞、第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。
ホント、いろいろ考えさせられる映画でした。
最初は、こんな仕事もあるのか、あんまり気にしたこともなかった、ぐらいに考えていたのですが、そんなレベルのお話ではありませんでした。
人間の尊厳というか、あり方について考えさせられました。
死者にとっては、死んでしまえば分からないから、何したって仕方ないくらいに思っていたのですが、この儀式とも言うべきものは残された者にこそ重要な位置を占めているように思えました。
この職業に対しての、一般世間というか周囲の反応もリアルでしたが、こういう映画に触れることで、この重要さの認知度が上がり反応も変わってくると思います。
そういう点でも素晴らしい映画でした。
一度は見ておきたい映画です。
内容★★★★★
2009/08/18 (Tue) 20:00
講談社ヤンマガKC
2006年1月
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2006年5月
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2006年9月
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2006年11月
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2007年2月
日々の稽古や他流試合を経て念願の黒帯となった小日向に、講壇会館からK・O・Sドミネーターへの出場オファーが!武藤も出場の今大会に小日向も参戦を決意、講壇会館の濱田カオルがトレーナーとなり猛特訓を開始した。そしていよいよ大会当日、小日向の対戦相手はムエタイ王者のジャンニ・スカンダラッキー。初の大舞台ながらも果敢に挑み、好勝負を展開していく小日向。だが最終ラウンド、胴廻し回転蹴りで勝機を見出すもあと一歩及ばず、スカンダラッキーの肘打ちを喰らい壮絶なKO負けを喫するのだった。
一方、小日向同様K・O・S初参戦の武藤は世界9冠王のジェラルド・ロップマンと対戦。”悪魔の右”と呼ばれるロップマンの剛腕に対し、武藤は作戦なしの真っ向勝負を挑み、互いにド突き合う波乱の展開となった…。
ついに小日向クン、プロの舞台に。
そしてその効果もあって新入部員も増えることに。
今回ようやく題名の「空手小公子」の意味が明らかになります。
面白さはまだまだ全開です。
内容★★★★★
2009/08/18 (Tue) 16:48
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2004年10月
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2004年12月
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2005年4月
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2005年7月
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2005年11月
稽古熱心な小日向は着実に成長し、秋の全国大会では軽量級の部で準優勝を果たす。だが大会から1ヵ月、突如第二空手部が廃部となった!鏑木流総裁が詐欺容疑で逮捕され、流派が壊滅状態になったためだが、同好会として川原で稽古する小日向たちであった。
1年後、新主将・間宮率いる新生空手部の他流試合が決定した。総合空手を名乗る士龍館の大会で、5対5の団体対抗戦、なんと舞台は後楽園ホール!未知なる総合ルールに挑んだTEAM嶺南だったが士龍館チームを相手に健闘し、才蔵対ジライヤの副将戦へもつれこむ。だが才蔵の、火吹き&金的攻撃という前代未聞の反則技で、TEAM嶺南は全員失格となってしまう!しかし士龍館チームの大将リュウ・オオスギが試合続行を要求、小日向対リュウの大将戦が実現した。激戦の末、確かな成長を見せた小日向のKO勝利で幕を閉じるのであった。
この大会には、南のキックルールによるプロデビュー戦も組まれていた。相手はベルトランの愛弟子、アンドレ・マキンバ。身長198センチのマキンバにたじろく南だが、痔の痛みに耐え、空手魂を見せることができるか?
第4章・新世代若武者奮迅編。
この章は長いです。というか途中から章立てがなくなってしまうので、あまり意味ないかも。
今回は、名台詞・名場面が目白押しですよ。
海流も間宮も葉山も南も伊吹も晶子もカッコイイ。
中でも晶子のキレたときの台詞は涙モノでした。
「いい加減にしろー!…セコくて何が悪いんですか…ダサくても恰好悪くても最後まで諦めないことの何がわるいんですかぁ!黙って見てろ、バカぁ!」
…でも兄貴の才蔵は…。
笑いも格好良さも感動も詰まったこのコミック、最高に面白いです。
内容★★★★★