2009/09/14 (Mon) 11:31
IDW Publishing
August 2005
IDW Publishing
September 2005
IDW Publishing
October 2005
近未来、ゾンビが地球上に蔓延するようになった世界。生き残った人々は、三方を川に囲まれた島に防御フェンスを敷いて町を築き、高層ビルに暮らす富裕層とスラムに住む貧民に別れて暮らしていた。物資調達部隊の傭兵隊長Rileyは町を牛耳る権力者のKaufmanから、彼の部下であるCholoがRileyの設計した装甲車DEAD RECKONING号を乗っ取り、町の爆破を予告したと伝えられる。北へ向かう為の脱出用の車を条件にCholoを殺害に向かうRiley。しかしその頃ゾンビ達が町を目指して川を渡り、町に近付きつつあった…。
「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロ監督による映画のコミック化作品。
全5話の前半。
映画は観ていないので比較することはできませんが、絵は悪くないと思います。
まあ、恐怖感はないですけど…。
ゾンビも少し進化しているようで、人間の真似事をしたりしています。
泳ぐことはできないようですが、水中を進むことはできるようで、多分呼吸もしないのでしょう、海を渡って町に迫ってきているところでこの前半は終わっています。
内容★★★
難易度★★
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2009/09/14 (Mon) 10:51
2008
1972年2月、日本中がテレビに釘付けとなった。5人の若者たちが、長野県軽井沢の「あさま山荘」に立てこもり、警察との銃撃戦を展開したのだ。彼らは、革命に自分たちのすべてを賭けた「連合赤軍」の兵士たち。その後、彼らの同志殺しが次々と明らかになり、日本の学生運動は完全に失速する-。ベトナム戦争、パリの5月革命、文化大革命、日米安保反対闘争、世界がうねりを上げていた1960年代。学費値上げ反対運動に端を発した日本の学生運動も、三里塚闘争など、農民や労働者と共に、社会変革を目指し、勢いを増していった。活動家の逮捕が相次ぐ中、先鋭化した若者たちによって、連合赤軍は結成される。
あの時代に、何が起きていたのか。革命戦士を志した若者たちは、なぜ、あそこまで追いつめられていったのか。なぜ、同志に手をかけたのか。なぜ、雪山を越えたのか。なぜ、山荘で銃撃戦を繰り広げたのか。あさま山荘へと至る激動の時代を、鬼才・若松孝二が描くいた本作は、2008年ベルリン国際映画祭「フォーラム部門」招待作品に選出され、第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門では作品賞を受賞した。
漠然としか知らなかった事件を知ることができたという面では勉強になりました。
また、警察側からの一方的な視点ではなく、連合赤軍側から描いているという部分でも、この作品の存在価値は大きいといえるのではないでしょうか。
私がまったく予備知識がなかったせいか、巷で言われているような赤軍寄りには感じなかったのですが…。
行動や理念にも共感は持てなかったし、仲間の粛清ばかり行って徐々に自滅の道へ進んで行くさまは悲しいだけでした。
狂信的な面はオウムとも重なりました。
最後に民間人を巻き込み、言い訳をしている様は、もう革命の大義の欠片さえ見られませんでした。
無関心で俯瞰的な現代よりも、いろいろなことに疑問を投げかけ行動するのはすごいことだとは思いますが、結局行き着く先がこういうふうでしかないなら、何か悲しすぎます…。
内容★★★★

2009/09/12 (Sat) 17:07
2009/09/12 (Sat) 16:29
DC Comics
April 2009
DC Comics
May 2009
1879年テキサス―。人を誘拐しては人体実験を繰り返すドクターがいた。医学の進歩を理由に。そしてJonahもこの男に捕らえられてしまい、解剖されることになってしまうのだった…。
久々の連続物。
そして、久々のTallulah登場。
そう、こんな魅力的なキャラ、使わない手はないと思うのですが。
JonahもTallulahも台詞が超カッコイイ。
この二人が出ているだけで、胸騒ぎます。
Jonahは、悪党にはとことん残酷になれるところが、ヒーローとは一線を画しているところなのかもしれません。
今回のストーリーは、途中ちょっと驚かされます。
内容★★★★
難易度★★★
#37-42
2009/09/12 (Sat) 13:48
集英社
2007年2月
友達がいない。学校も家も面白くない。誰も自分のことを分かっ
てくれない。そんな思いを抱えた少年少女たちが、つらい現実から身を守るように、それぞれの妄想世界を作り上げる。その世界では街が水没したり、お菓子帝国軍と戦ったり、竜巻に乗った王子様が迎えに来てくれたり・・・。みんなの妄想がひとつになったとき、何かが起こる!? 八人の少年少女、その心の旅の行き着く先は----。
デビュー以来、独創的かつ孤高の道をゆく漫画家・古屋兎丸が、小説家・乙一と一緒になってストーリーもヴィジュアルも練り上げた完全合作。迷える10代の心を切なく描き出す、天才×天才の豪華コラボレーション。
乙一作品ということで読んでみましたが、ちょっと微妙ですね。
いいたいことはわかるのですが、主人公たちの切実さがあまり伝わってきませんでした。なぜでしょう。
みんな不安で強調するというの難しく、妄想の世界に逃げ込みたくなるという気持ちは分かるのですが、ちょっと奇を狙いすぎではないでしょうか。
だから近く受け止められないのかもしれません。
ラストは嫌いではないのですが…。
内容★★★