2009/10/12 (Mon) 16:30
Marvel Comics
November 2008
Marvel Comics
December 2008
Marvel Comics
January 2009
この世界で唯一原爆を落とされた国、それは日本。第二次世界大戦での広島と長崎への攻撃の傷跡は未だに残っている。他の国同様、日本にも自国を守る必要がある。だが日本は非核宣言をしており、他の方法を見つけたのだった。それが日本のスーパーヒーローチーム"BIG HERO 6"である――。
全5話中の前半。
Marvel版、日本のスーパーヒーローの物語。
さすがに、ほとんどのメンバーは日本人で構成されているようです。
メンバーは、
Hiro Takachiho…世界での有数の頭脳を持つ天才高校生。ありがちなキャラクターのひとり。
Baymax…Hiroに造られたボディーガードロボット。多分、自我を持っています。
Honey Lemon…金髪だけど日本人。本名はAiko Miyazaki。ポーチから魔法の道具を出すことができます。魔法少女キューティーハニーから名前を取ったとか。作者の勘違いですね…。
GoGo Tomago…本名Leiko Tanaka。チーム一短気。体全体をを球体エネルギーに変え、猛スピードで移動する。そのことからのネーミングらしいですが、これも間違えてます。"Tomago"じゃなくて"Tamago"にして欲しかった…。
Wasabi No-Ginger…本名は不明。寿司職人で、「気」の手裏剣を投げることができる。
Fred…多分日本人ではないのでは、と名前から私が勝手に思っているだけかも。能力は今のところ不明。多分恐竜に関係する何か。
これの前の話に当たるのが、"Sunfire & Big Hero 6"(1998)で、Sunfire, Sunpyre, Silver Samuraiといったメンバーもいたらしいのですが、今どうしていないのかはわかりません。
今のところ語られていません。
まったく知らないキャラばかりだった割には、入り込みやすかったです。
わかりやすいキャラ設定のためかもしれません。
結局舞台はすぐ日本を離れ、アメリカになってしまうのが残念でした。
中盤盛り上がってきたので、この先がちょっと楽しみでもあります。
内容★★★
難易度★★★
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2009/10/10 (Sat) 17:59
2009/10/10 (Sat) 16:19
Marvel Publishing
July 2009
Marvel Publishing
July 2009
Marvel Publishing
August 2009
Marvel Publishing
September 2009
Terrorと呼ばれるその男は、不死の呪いをかけられている。不死といっても常に体は腐り続け、定期的に脚、内臓、さらには頭さえも取り替えなくてはならない。彼は14世紀のヨーロッパの黒死病さえ乗り越えてきたのだった。
そして現代、黒死病が再び広がり始め、Terrorがそれに立ち向かう!
全4話。
1年以上ぶりですか。
忘れちゃってるもんだと思っていたら、読み始めたら意外に覚えている自分がいました。
そう、突飛な設定が面白いのです、このコミックは。
主人公が主人公なら、敵も破天荒。
今度の敵はZahhakという人の能を食べる蛇を両肩に生やした(?)男。
そしてその息子Abanが黒死病の源という設定。
なんせ近付くだけで病気になってしまうから厄介です。
イラストはあまり私の好みではありませんが、ストーリーはなかなか楽しめます、最後まで。
設定が破天荒でも、意外にも大真面目なストーリーですよ。
Mrs. PrimoとTerrorの掛け合いも健在です。
このシリーズ、もっと読みたいです。
内容★★★★
難易度★★★
2009/10/10 (Sat) 12:21
DC Comics
2009
Richard "Junk" Junkinは不運続きの生活を送っていた。昔はフットボールの花形選手であったが怪我で引退を余儀なくされた。そして今Junkは、Jerseyのカーディーラーでセールスマンをやっているが、成績は悪くうだつはあがらない。そんなある日、オーナーの娘Victoriaのボディガードを頼まれることになり、彼の生活は変わっていくことになる…。
200ページ。
これのノワールですか。
最近アメコミ界ではやり?
どうしようもない人生というか、やりきれなさがうまく描かれたストーリーだと思います。
ひとつのことをきっかけに、人生は簡単に転がり落ちていく…。
昔見かけたことがあるようなストーリーでしたが、そつなくまとまっていてよかったです。
ただ、イラストのほうは…。
フランク・ミラーの影響がもろに出ているところはいいとしても、デッサンの崩れというか、バランスが悪いというか、そういうところがたまにあるのが目に付きました。
内容★★★
難易度★★★
2009/10/10 (Sat) 09:47
2008
敵は、罪なき自国の人々に銃を向ける最強のエリート殺戮軍。味方は、たった5人の傭兵部隊…。
生還率0%の救出作戦の中、“世界最強の一人軍隊”と呼ばれた男は、何を見つけ、何を失うのか?
その男の眼は、死んでいた。その男の心も死んでいた――
男の名は、ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)。
元グリーンベレーでベトナム戦争の英雄だが、帰還兵に冷酷な故郷アメリカを遠く離れ、今ではタイ北部のジャングルに覆われた山地で、孤独な日々を送っている。
捕まえた毒ヘビを売り、サルウィン川に浮かべたボートで人や荷物を運搬して生計を立てていた。
かつて所属した特殊部隊の元上官の要請で、戦争終結後のベトナムやアフガニスタンで過酷な戦いを繰り広げたこともあったが、それももう20年以上昔のことだ。
タイとミャンマーの国境近くでは、世界で最も長期にわたる内戦が続いていた。
ミャンマーの軍事政権が、キリスト教徒の多いカレン族を迫害、彼らから土地や天然資源を奪うだけでは飽き足らず、女子供に至るまで容赦ない虐殺を繰り返していた。
反政府軍が立ち上がり、激化する紛争も、戦うことに意味を見出せなくなったランボーの闘争心を甦らせることはなかった。
その男の心を生き返らせたのは、勇気と希望に輝く一人の女――
そんなランボーの前に、一人の女性が現れる。彼女の名は、サラ・ミラー(ジュリー・ベンツ)。
コロラド州のキリスト教支援団の一員で、婚約者の医師マイケル・バーネット(ポール・シュルツ)や仲間と共に、カレン族に医療品を届けようとしていた。
タイからミャンマーへの陸路には、地雷が埋まっていて危険だという情報を得た彼らは、ランボーにボートでの道案内を依頼する。
一度は断ったランボーだが、サラの輝く瞳に宿る一点の曇りもない希望が、ランボーの心を動かした。彼はサラの中に、戦うことで誰かを救えると信じていた頃の自分を見出したのだ。
川を上る一行に、ミャンマーの海賊が襲いかかる。執拗にサラの引き渡しを要求する海賊たちを瞬時に撃ち殺すランボー。殺らなければ殺られる──
この地の常識に従ったランボーに、非難の視線を向ける支援団のメンバーたち。サラだけは、目的地に届けてくれたランボーに「幸運を」とクロスのペンダントを手渡した──。
その男と共に戦うのは、金で雇われた5人の傭兵たち――
数日後、支援団がミャンマー軍に拉致されたらしいとの報せが届く。ランボーは、救出のために雇われた5人の傭兵を同じ場所に送り届けるよう依頼される。
出発前夜、ランボーはある決意を秘めて、鉄片に火を入れ、黙々とナイフをつくりあげるのだった。
傭兵部隊の男たちは、個性も経歴も目的も見事なまでにバラバラだった。リーダー的存在のルイス(グレアム・マクタビッシュ)は、金のためだけに戦う現実主義者。
SAS(イギリス陸軍特殊部隊)出身の一流の兵士だが、キレたら止まらないと恐れられる荒々しい性格。ボートの上では得体の知れない案内役のランボーを何かと挑発する。
ルイスとは対照的に、くつろいで楽しげに歌を口ずさむリース(ジェイク・ラ・ボッツ)は、数多くの戦場を体験し、今では何も感じない戦闘マシーン。
彼の歌をうるさがる元韓国軍兵士は、いかなる時も冷静な仕事人、エン・ジョー(ティム・カン)だ。
口の悪いディアス(レイ・ガイエゴス)は、国を守るという理想から湾岸戦争に参加して失望、それでも家族を養うためには唯一の特技である戦闘を続けている。
只一人だけ、捕われた支援団を称える男がいた。いまだに、人命を助けるために戦うという理想を追い求め続ける狙撃兵、スクールボーイ(マシュー・マースデン)だ。
ミャンマーに着いたとき、引き続き同行しようとするランボーをルイスが制止する。ランボーは眉一つ動かさず、彼らを離れ別の道を行くのだった。
その男を待つのは、世界で最も残忍な軍隊、そして最後の戦場――
反政府軍の青年の案内で、村に到着した傭兵たちは、我が目を疑う。そこには悲惨な戦場など見飽きたはずの彼らでさえ、目を覆うような虐殺の跡が残されていた。
折りしもそこへミャンマー軍が村人を連れて戻ってくる。身を潜める5人の前で、さらに無残な光景が展開される。村人に地雷を沈めた水田を走らせ、誰が生き残るか賭けるのだ。
敵が10数キロ離れた村に100人以上いると聞いた傭兵たちの頭には、目の前の殺戮ゲームをやり過ごし、撤退することしか頭になかった。
その時、どこからか飛んできた矢が、ミャンマー軍の兵士の頭を貫く。と、次々と射抜かれる兵士たち。
たった一人で彼らを片付けたのは他でもない、20年ぶりに怒りを取り戻した“案内”係のランボーだった。ものの数秒で圧倒的戦闘力を見せつけたランボーに驚愕する傭兵たち。
そして、彼は撤退を主張するルイスに矢を向けて言い放つ。「ムダに生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ!」それはランボーの、昨日までの自分自身に向けた叱責でもあった。
行く手に待つのは、“世界で最も残忍”と恐れられる、ミャンマーのエリート殺戮軍。
果たして彼らは支援者を、そして虐殺に苦しむカレン族を救うことができるのか?5人の男たちを従えて、今、ランボーの最後の戦いが始まる──!
原題はシンプルに"RUMBO"。
シリーズ第4作目。
といっても主人公が同じというだけであって、話に関連性はないので、前作が20年前だからといって内容を忘れていたり(私です)、未見であろうと、関係なく楽しめます。
思えば1作目は、「地中海殺人事件」と同時上映だったような…。
あの時代は、同時上映があたりまでした。
しかも、何の関連性もない映画が…。
なぜか観る人の好みなんて度外視の、まさにジャンルの混沌でしたね。
しかし、相変わらずのストーリーの骨太さです。
シンプルで非情にわかり易いです。
戦争の無意味さ、残酷さがストレートに伝わってきます。
巧妙に仕組まれたストーリーもいいけれど、本来映画とはこうあるべきなのかもしれませんね。
映像の残酷さが取り上げられているようですが、オブラートにくるんでいては伝わらないこともあるとは思います。
戦争は、殺し合いは、悲惨なことなのです。
本作は、ミャンマーの実情をかなりリアルに再現しているそうです。
私がニュースで見かけるミャンマーは、スーチーさんのことくらい…。
ニュースだけではわからない実情を知ることができる点でも、この映画の存在価値は高いのではないでしょうか。
なお、本作をもってランボーシリーズは終わりだと思っていましたが、どうやら5作目を製作中なのだそうです。
スタローン、頑張れ!
内容★★★★★