2011/07/01 (Fri) 09:25
理論社
2011年4月
やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ。コペル君14歳、考える。春の朝、近所の公園で、叔父のノボちゃんにばったり会った。そこから思いもよらぬ一日がはじまり…。少年の日の感情と思考を描く青春小説。
序盤は自然との触れあいといった感じで、あまり得意ではないのでモチベーションはあまりあがらなかったけれど、途中からストレートに考えさせられる展開になり、いっきに惹き込まれました。
その落差も、人の外面と内面を現してるように感じ、一人で納得してました。
「大勢が声を揃えて一つのことを言っているようなとき、少しでも違和感があったら、自分は何に引っ掛かっているのか、意識のライトを当てて明らかにする。自分が、足がかりにすべきはそこだ。」
生きていく上での自分の姿勢について、考えさせられました。
確かに納得いかないまま、迎合している部分が多いかなと。
別に声高に主張しなければいけないわけではないけれど、自分で自分に言い聞かせようとしたり、自己正当化しようとしているのはまずい気がします。
人は確かに群れないと生きてはいけないとは思います。
でも、長いものに巻かれろ的なのはもうやめないといけませんね。せめて、自分の心の中だけでも。なかなか難しいですが。
内容★★★★★
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2011/06/30 (Thu) 17:00
Marvel Comics
December 2010
Marvel Comics
January 2011
Marvel Comics
February 2011
Shang-Chiを襲うHai-Daiの手下たち。どうやらこれには、Shang-Chiの父Zheng ZhuやShadow Councilも関係しているようだ。"Eyes of the Dragon"の力を使うために、Shang-Chiの知識が必要らしい。拉致されそうになったShang-Chiだが、SteveたちSecret Avengersの助けを借り難を逃れる。
"Eyes of the Dragon" 編・前半。
Steve RogersにPrince of Orphans, Black Widow, Valkyrie。
みんな見せ場があって、とにかくアクションがカッコイイ。
Shang-Chiの誘拐が簡単ではないと知ったShadow Councilは、香港を襲撃します。
直ちに現場に向かう、Steve, Black Widow, Valkyrie, War Machine, Shang-Chi, Ant-Man。
しかし実はこれは囮で、その隙に手薄になったQuincarrierを襲うMax FuryとJohn Steele。
狙いはSharon Carterでした。
まんまと誘拐に成功した彼らは、彼女とShang-Chiの交換を申し出ます。
内容★★★★
難易度★★★
#06-12
2011/06/30 (Thu) 13:03
Marvel Comics
June 2011
Avengersのメンバーでもあるが、S.W.O.R.D.のエージェントでもあるJessica Drew(Spider-Woman)は、Wakandaで謎のエネルギーが発生したことを受け調査に向かった。だが彼女の消息はそこで消えてしまう。S.W.O.R.D.のディレクターAbigail Brandは、Avengersに協力を求める…。
Steve RogersがこのときまでS.W.O.R.D.の存在を知らなかったことにまず驚きでした。
S.W.O.R.D.の存在だけでなく、JessicaとBeastがそのエージェントであることも勿論Steveは知らなかったわけで、しかもそのことは周知の事実みたいな雰囲気がSteveの気を悪くしているようです。
Jessicaの捜索に、最初に名乗りをあげたLuke Cageチーム(New Avengers)でしたが、Thorが自分たちのチーム(Avengers)のことだからと言い、話は決まります。
捜索に向かったのは、Abigail, Iron Man, Thor, Wolverine, Ms. Marvel, Beast, Noh-Varr, Moon Knight。ちょっとメンバーに?ですが、まあいいか。
Jessicaは、WizardやThinkerたちIntelligenciaに囚われていたのでした。何故に裸?
で、結局AvengersにやられてしまうIntelligenciaですが、どうにもWizardとThinkerのそのやられる姿がトンズラーとボヤッキーに見えて仕方ありませんでした。
謎のエネルギーは、実はUltron。Intelligenciaは寝た子を起こしてしまったようです。
まだ準備ができていないと、一時撤退するUltronですが、再びAvengersの前に立ち塞がってくるのは間違いないでしょう。
内容★★★
難易度★★
#07-12 + 12.1
Amazing Spider-Man #654.1, Avengers #12.1, Captain America #615.1, Deadpool #33.1, Hulk #30.1, Invincible Iron Man #500.1, Secret Avengers #12.1, Thor #620.1, Uncanny X-Force #5.1, Uncanny X-Men #534.1 And Wolverine #5.1
2011/06/30 (Thu) 09:47
宝島社
2011年5月
「今日的テーマを扱いつつ、難易度の高いテクニックを駆使し、着地の鮮やかさも一級品である」と『このミステリーがすごい!』大賞選考委員・茶木則雄が絶賛した2011年『このミス』大賞優秀賞受賞作です! 長崎県南児童相談所の元所長らが語る、ある少女をめぐる忌まわしい事件。10年前にいったい何が起きたのか。元所長、医師、教師、祖母……様々な証言が当時の状況を明らかにしていく。大ベストセラーとなった『告白』形式の語りに、大きな謎が加えられたミステリー。関係者を訪ねてまわる男の正体が明らかになるとき、哀しくも恐ろしいラストが待ち受ける!
構成もうまく、オチも含め、まとまりのある作品だと思いました。
奇抜さはないものの、その代わり無理もなく好感が持てました。
連鎖していく虐待…。
暴力を振るわなければいいというものでもなく、何もしない(できない)という親の姿勢に一番フラストレーションが溜まったかな。
犯罪者は周りが作り上げる、ともいえるのかもしれません…。
内容★★★★
2011/06/29 (Wed) 20:15
角川書店
2011年3月
地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。
これも目的に対する情熱が熱いです。元気をわけてもらいました。
地方活性化の苦難とアイデア、勉強させてもらいました。夢があってええですね。
方言もなにやらかわいいし、行ってみたいな高知。でも、遠すぎ。
お約束?のさわやかな恋愛もダブルであったし、清遠さんには泣かせられるし、とっても楽しめました。
よい本です。できれば他の県のも読んでみたいです。
内容★★★★★