2011/07/05 (Tue) 09:59
双葉社
2011年5月
経営する会社はうまく行かずに社員を解雇、それが元で妻ともうまくいかなくなった男。ふらりと帰った実家で父に励まされ、庭に咲く花に力を分けてもらう――冒頭作「アジサイ」など、救いのある物語を８話。累計30万部突破、大評判の家族シリーズ第４弾！
アジサイ／父の背中で見た花火／せめて一矢／ママ、みーつけた／神様のげんこつ／それでも鳥は空を飛ぶ／蜜柑とこたつ／車輪の空気
家族シリーズということですが、「家族」を描いているということ以外共通点はなく、順番に読まなければいけないわけではないようです。ちなみに私はこれが一冊目。
取り立ててはっとするようなお話があるわけではないですが、様々な家族について丁寧に描かれていると思いました。
こうしてみると、みんなそれぞれ悩みがあるのだということをつくづく実感します。
なんとか一線を踏み越えずに留まっている人はどれだけいるのでしょう。
内容★★★
[0回]
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2011/07/04 (Mon) 18:25
ポプラ社
2011年4月
主将を交通事故で亡くし、勢いを失った弓が丘第一中学水泳部。やる気のない顧問の教師から廃部を詰め寄られた代表選手の龍一は、「水泳部を再建して、メドレーリレーで大会優勝してみせる」とタンカを切ってしまう。けれど残っていたのは、飛び込みも息継ぎもできないような、ダメダメ部員ばかり。メンバー集めに奔走する中、人魚のように泳ぐ謎の美少女が彼らに希望をもたらすが…。大人と子供、ジェンダーの壁にぶつかりながら、痛みとともに成長していく新たな青春小説の傑作。第5回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作。
ベタな設定ですねー、なんて読み始めたけどちょっと捻ってあった感じで、なかなか楽しめました。
一人ではなく、みんなでやっていく素晴らしさを、主人公の成長と共に教えてくれます。
クサくてもいいので最後は盛り上がりたかったと思うのは、私がこの物語にのめりこんだ証拠かもしれません。
内容★★★★
[0回]
2011/07/04 (Mon) 15:48
Marvel Comics
March 2011
カフェで一人ビールを飲むLuke Cage。若い女性二人が彼を見つけナンパするが、これを断るLuke。妻のJessicaと待ち合わせしていたのだ。最初和やかにメニューを見ていた二人だったが、言い合いはエスカレートし、注文を訊きにきた店員も目に入らないようだった…。
Luke Cageのまたの名はPower Man。
なので、妻にはPower Womanを名乗るよう勧めます。
それにJessicaは反対し、言い争いとなっていきます。
どうなることかと思いましたが、Doombotが街に落ちてきた騒ぎで、話は中断します。
後にAvengers Mansionで、みんなの前で、正式にAvengersのメンバーになることを宣言するJessica。
娘のためにロールモデルとなりたいという心情も発表。
名前はPower Womanとするそうです。
"Boo Yah"と感激するLuke。
それがまた、Jessicaの機嫌を損ねたようです。
女心は複雑ですね。
内容★★★★
難易度★★
#07-13
[1回]
2011/07/04 (Mon) 13:33
Marvel Comics
February 2011
Avengers Mansionの食堂に集まっているLuke Cage, Jessica Jones, Ms. Marvel, Thing, Iron Fist, Spider-Man, Wolverine, Mockingbird, Victoria Hand。New Avengersの面々だ。Agamottoとの戦いも終わり、そこには和やかな雰囲気が流れていた。そこに顔を出したDr. Strangeに、みんなはチームに加わるよう説得するが…。
戦いはなく、和やかな雰囲気のエピソード。少しコミカルでもあります。
まず問題になるのはVictoria Hand。
Norman Osbornの片腕として働いていた彼女に納得がいかないSpider-Man。Steve Rogersの推薦なので、他のみんなは異議はないようですが。
次に給料面。Victoriaを通してSteveから払われたのですが、Lukeはこれを拒みます。New Avengersは自分たちで運営していくのが矜持だと思っているからです。
ここで現実的な妻Jessicaが主張し、それに押し切られていただくことになるわけですが…。
自分の正体を正式に明かさないSpider-Manだけもらえないという哀しいことに。
ちなみにThingによると、FFよりも給料がかなりいいそうです。具体的数字知りたいな～。
で、New Avengersとしての経費も確保でき、Avengers Mansionの留守と子供の面倒を見てもらうためにSquirrel Girlが雇われます。そういえば、"Amezing Spider-Man"で、Spider-ManがSquirrel Girlに連絡をとっている場面がありましたね。
そして、Wongも戻ってきて、「私が戻ったからには、何人たりとも私のキッチンには触らせない」と…。
何だか賑やかなことになりそうです。
内容★★★★
難易度★★★
#07-13
[1回]
2011/07/04 (Mon) 10:44
中央公論新社
2011年4月
あなたが、家族が、そして恋人が、性暴力にあったらどうしますか。心の痛み、苦しみを超えて語られる真実。坂田記念ジャーナリズム賞特別賞受賞の新聞連載を書籍化。性暴力対策Q&A付き。
一番感じたのは、他の犯罪に比べて罪の重さに対する意識が、被害者と加害者であまりに大きいこと。
これには確かに、ＡＶなどの、煽りとまではいいませんが、そういう影響がないとはいえないかもしれません。
私が漠然と思うのは、人の心につけた傷に対して、やはり刑罰が軽すぎるかなと。
裁判所などの対応も、所詮他人ごとというのが透けて見える気がしました。
昔の判例や形式も大事かもしれませんが、そろそろいろいろ変えていけなければいけない時期に来ているような気もします。
みんなの活躍で、徐々に変わりつつはあるようですが、まだまだ先は長そうです。いろいろ難しいとは思いますが…。
あと、私にはやはり、被害者の人権を考えたら、加害者の人権は考えられそうにはないです。
内容★★★★
[0回]
