2011/07/07 (Thu) 14:12
Marvel Comics
February 2011
アンダースペース・ディメンションを彷徨うJanet(Wasp)の魂。それらを統合しJanetを生き返らせる決心をするPym。だがそんな折、護送中のAbsorbing Manが脱走する。Pymは彼と戦い、何かを気づかされたようだが…。
今回からPymはWaspを名乗らず、Giant Manに戻ります。
今回のJanetの復活方法は脳にダメージを負ってしまう可能性があり、Janetはそれを望まないだろうと断念することになります。
またTigraの子供ですが、Skrullは遺伝子レベルで変身するらしく、Pymの遺伝子も受け継がれているようです。
勿論Tigraは一人で育てるつもりでいますが…。
内容★★★
難易度★★★
#07-14
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2011/07/06 (Wed) 18:27
集英社
2011年5月
2009年、秋。翌年6月から施行の改正貸金業法がもたらすのは、借金からの救済か、破滅か―四十過ぎの翻訳家、吉野解は貧乏学生の頃に下宿していた神保町の古書店「泪亭」の二階で謎の美女、白井沙漠と出会う。裕福な家庭に育った妻とは正反対の魅力に強く惹かれ、粗末な部屋で何度も体を重ねる。しかし、沙漠が解に借金を申し込んだことから「悲劇」の幕があがる―。
生々しく、どろどろといった印象。
どの人にも救いがあるようには思えず、でもこれが今の社会の現状ということなのでしょう。
視点が変わっての同じ場面が何箇所か出てくるのですが、人によって捉え方がまったく違うところが興味深かったです。
人との気持ちの共有、相互理解ってやっぱり無理なんでしょうか。
内容★★★
2011/07/06 (Wed) 14:28
Marvel Comics
July 2011
Marvel Comics
August 2011
H.A.M.M.E.R.の計画をNew AvengersにリークしたVictoria Handを待ち伏せるSuperia。だが、Ms. Handは言う。「Steve Rogersにずっと監視されているというのに、私に何が出来るというの。勿論Steveの信用を得るため、情報を渡したわ。もう信頼は得たわ。さあ、次に何をするのか私に教えなさい」
しばらくしてMs.HandからLuke Cageに電話がかかる。Superiaの居場所がわかったと。これは罠なのか…?
後半。
演出はカッコイイし、これは面白かったです。
なぜ1959年が描かれていたのかが明らかになります。
このときにRed Skullたち第3帝国が研究していたのが、スパーソルジャー血清にアンチエイジングをプラスしたもの。
無事NickたちAvengersがRed Skullたちを倒し押収するのですが、厳重に保管されていたものが現代になってH.A.M.M.E.R.に盗まれたという展開です。
Ms. Handの情報を信じ、Superiaを待ち伏せるMockingbirdを除くNew AvengersとHawkeye, Spider-Woman。
情報どおりSuperiaは現れ、格闘の上、彼女と例の血清を確保します。
前回の圧倒的強さに比べ、若干あっけなく感じたのは気のせいじゃないと思うのですが…。
それよりも今問題なのは、生死を彷徨うMockingbirdに血清を射つべきかどうかということ。
歳をとらなくなってしまうという重大なことを、本人の意思確認なしに行うということは、チーム内でも議論を呼びました。
最終的には元夫Hawkeyeの決断で、Mockingbirdに血清を射ちますが、Mockingbirdにどのような作用が及ぼすのかは誰にも判らない…。
そしてもうひとつ。
The Raftに護送されるSuperia。
監獄に入れられた彼女に1枚の紙が。そこにはゴブリンのマーク。
「キャプテン。私のキャプテン。よくやったわ、Miss Hand」
キャプテンは勿論Norman Osbornのことでしょうが、最後の台詞の意味は一体?Ms. Handはやはり…?
内容★★★★★
難易度★★★
#07-13
2011/07/05 (Tue) 17:30
Marvel Comics
April 2011
Marvel Comics
May 2011
Marvel Comics
June 2011
ロードアイランドを新なる活動の場として準備を進めるH.A.M.M.E.R.。そこに襲撃をかけるNew Avengersだが、敵の抵抗は手強く、思わぬ苦戦を強いられる。そしてその戦いの最中、Mockingbirdは銃弾を腹に受け、意識不明の重態となってしまう…。
全5話の前半。
前回から打って変わってのシリアス展開です。
物語は、現在と1959年との同時進行。
1959年では、Nick FuryがRed Skullを倒すためAvengersを立ち上げます。
メンバーは、Dum Dum Dugan, Victor Crred(Sabretooth), Namora, Sergei Kravinoff(Kraven the Hunter), Ulysses Bloodstone, Dominic Fortune, Ernst Sablinova(Silver Sable)。
でも何故1959年が語られているのかは、今のところ不明。
現在では、Victoria Handの手引きにより、準備中のH.A.M.M.E.R.を襲撃するNew Avengers。
ボスのDeidre Wentworth(Superia)は異常に強く、WolverineとMs. Marvelの二人がかりでもまったく歯が立たず。
Norman Osbornが服役中でも意を介することのない狂信的信者の多いH.A.M.M.E.R.の部下たちもなかなか手強く、Mockingbirdが被弾。
唯一スーパーパワーを持たない彼女は病院に運ばれますが、かなり危ない様子。その知らせは勿論Hawkeyeにも伝えられます。
H.A.M.M.E.R.からオファーがあったことで情報を得たVictoria Handですが、かなり危険な目にあったNew Avengersの面々には、Victoriaが罠に掛けたのではないかという疑惑が浮かび上がってきていました…。
内容★★★★
難易度★★★
#07-13
2011/07/05 (Tue) 10:54
メディアワークス文庫
2011年5月
春川巧が主宰を務める小劇団『シアターフラッグ』。300万の負債を抱え解散の危機が迫る劇団に、地方都市の高校から学校公演の依頼が舞い込む。利益が見込めないことを理由に反対する鉄血宰相・春川司を尻目に、初めての公演依頼に舞い上がる『シアターフラッグ』のメンバー達。しかし、意気揚々と学校へ乗り込む彼らに思いも寄らぬトラブルが次々と降りかかり…!?有川浩が舞台『もう一つのシアター!』のために書き下ろした珠玉の脚本集。巻末には、大和田伸也、阿部丈二とのスペシャル対談も収録。
「シアター!」2作を読んでいたのでそれなりに楽しめました。
ゲストとして「三匹のおっさん」の祐希くんも登場するし、作者がそのまま脚本を手がけているので勿論キャラはみんなそのままだし、ファンサービスといった感じかな。
ただ、キャラの予備知識なしに舞台を見たらどうなのよ、と思うところはあります。
あと、注釈が章末というのは読みにくかったですね。本当は同ページがいいけれど、できなければせめて巻末がよいのでは。
でも、「シアター!3」への期待は微塵も揺らいでないです。
内容★★★