2010/04/29 (Thu) 18:44
Marvel Comics
June 2010
Asgard侵攻の2日前、Norn Stonesの力を得たThe HoodはNormanから協力を要請される。見返りは、Thunderboltsプログラム。それにより、実質刑務所から自由に出られる権利を得られるというのだ。そして契約は成立した。
#63の終わりで、瓦礫の下敷きなってしまったのかと思われたBob(Mockingbird)は無事でした。Clint(Ronin)も安心しています。
同じように、はぐれたWhitney(Madame Masque)を探すParker(The Hood)の姿もあります。こちらも無事でした。
一方、Voidと化したSentryを倒すため、LokiはAvengersにNorn Stonesのパワーを与えたようです。
必然的にThe Hoodたちに与えられていたパワーは消え、The Hoodは完全に無力化。Madame Masqueに引っ張られ、とにかく戦場を離脱。身を潜めます。
パワーがなくなった途端、泣き言ばかり言うThe Hood。MadameはそんなHoodを叱り飛ばします。いざというときは、女性のが強いですね~。
しかも、逃げずに待ち受けるようです。どうやら秘策があるようです…。
で、次回"New Avengers: Finale"で最終回です。
内容★★★★
難易度★★
#61-64 + Annual 3 + "The List - New Avengers" + "New Avengers Finale"
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2010/04/29 (Thu) 17:51
Marvel Comics
June 2010
深夜バスの中で気持ちよく寝ていたDeadpool。しかし、そのバスを強盗が襲った。雷を起こす機械を装着した男に電撃を浴びせられ、Deadpoolは気を失ってしまう。しばらくして目覚めたとき、犯人はすでに姿を消していて、そこには警察用無線が落ちていたのだった…。
サブタイトルは「電気羊は…」の洒落ですね。あまり意味ないです。
何が一番面白かったかというと、Deadpoolの夢でした。
荒れる海を臨む崖でThorと対峙しているDeadpool。
Deadpoolはビシッと指をThorに向け、言い放ちます。
「お前に2つ言っておきたいことがある。とても重要なことだ。一つ目はそのダサいヘルメットだ。で、2つ目はその女の子みたいな髪型だ。本当に自分がかっこいいとか何とか思ってやがるのか?」
そしてムキになって怒るThor。そんなことでThorは怒んないって。
Deadpoolってある意味純粋だから、憎めないですよね。
えっ、本編はって?
まあ並というか、Deadpoolはまだヒーローになりたいらしく、今回はシェリフになります。
無事犯人を逮捕して、ちょっとだけ認めてもらえて、気分よく歌なんか歌いながら去ってゆきます。
内容★★★
難易度★★★
#19-22 + Hit-Monkey
2010/04/29 (Thu) 13:39
Marvel Comics
June 2010
Asgardの瓦礫の下から出てくるVolstagg, Tyr, Balder, Heimdall。恋人を失った悲しみからようやく立ち直るKelda。Lokiを追放し、侵略者への反撃を決心するAsgaridianたちだった…。
"SIEGE"シリーズ。
ここに来て、ようやくLokiを追放するBalder。でも、The Hoodの撃った弾丸を相手に返すシーンはカッコよかったです。
主役であるはずのThorも登場しないし、他の場面の描写は一切ないので、何がどうなっているのかはわかりません。
いよいよ次号からAsgardianの反撃でしょうか。1話ずつ読んでいるせいか、物語の進行が遅く感じてしまいます…。
それにしてもLokiの捨て台詞も気になります。彼の言っている「わたしたち」とは誰のことでしょう?
内容★★★★
難易度★★★
"Thor" #607-609 + "Thunderbolts" #141-143
2010/04/29 (Thu) 11:28
2004
監督:デヴィッド・コープ
出演者:ジョニー・デップ、ジョン・タトゥーロ、マリア・ベロ、ティモシー・ハットン
原題:Secret Window
上映時間:96分
製作国:アメリカ
人気作家モート・レイニーの前に、謎の男シューターが現れた。男は自分の小説が盗作されたと言い、覚えのないモートにつきまとう。やがて、シューターの姿を見た者や正体を探る者が、次々と命を落とす。ただ一人、モートを除いてー。男は何者なのか?本当の狙いは何なのか?全編に張りめぐらされた謎解きの伏線、かつてない戦慄、そして予測不可能の結末がー。
すぐにストーリーが読めてしまうあたりが、サスペンスとしてはちょっと悲しかったかな。それでも、原作とは結末が違うらしいです。
ちょっとドキドキするシーンもなかったことはないです。侵入者がいる気がして、ジョニーが火掻き棒を持って部屋を見回るシーンとか。
どうも、私には未だスティーヴン・キングの人気の秘密がわかっていないようです。
結構スティーヴン・キング原作の映画は観ているはずですが、よかったと思ったのは「グリーンマイル」と「ミザリー」くらいでしょうか。
小説とアメコミの「ダークタワー」は気になっているのですが…。
ジョニー・デップは確かに格好良く、彼のファンなら見て損はないかも。
内容★★★
2010/04/29 (Thu) 09:51
講談社
2009年9月
「わたしたちは仲間です」……4月のある日、14歳の「僕」に届いた一枚のメモ。僕の斜視を「ロンパリ」と嗤い、日常的に暴力をふるう「彼ら」が見つけた新しい遊びかと塞ぐ僕の前に現れたのは、クラスメートの「コジマ」だった。彼女もまた、外見を不潔と罵られ、女子生徒から日常的に苛められていた。ひそやかに不器用に始まったコジマとの交流は、やがて、陰鬱でしかなかった僕の「世界」に輝きを与えていく。僕の世界に明るい面をくれたコジマとの友情は、永遠に続くはずだった。もし彼らが、僕たちを放っておいてくれたなら――。なぜ彼らは僕を苛めるのだろう。人はなぜ理由もなく人を傷つけられるのだろう。善と悪を分かつものは何なのか。人は何のために生きるのか――僕の悲痛な問いが胸を打ち、涙がとめどなく流れる、魂を揺さぶる感動作。
人によっていろいろ解釈が違ってくる本かな、なんて思ったりしました。
いじめの部分は読んでいて辛くて、かなり精神を消耗しました。
コジマが、目の手術に否定的だった場面は、隠れていた彼女の本質が見えたようで衝撃的でした。彼女は、いじめる側だけでなく、「僕」までも見下していたのだと感じました。人を見下すことにより、彼女は精神を守っているのかもしれません。
異質なもの、理解できないものを排除もしくは否定する傾向は、子供だけでなく、大人の世界にも確実に存在していると思います。
そう考えると、人間が人間である限り、いじめというものはなくならない気がします。人種差別だって、いじめの一種といえると思います。そして、それはなくなってはいないようです。
「僕」が手術をしたことで、希望があるかのような終わり方をしていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。外見が変われば、いじめはなくなるのでしょうか。どうも、そんな簡単なことのようには思えないのです。「僕」は、うまく人との距離を掴んで、やっていくことができるのでしょうか。
いじめる側のことも、コジマのことも解決しないまま終わってしまうこの本は、決して読後感がいいものとはいえません。
単純かもしれませんが、私は結局、無意識に解決を望んでいるのだと思います。ご都合主義でも構わないので。そういう意味で、あまりこの本は好きになれないなぁ。
内容★★★