2010/11/06 (Sat) 10:59
講談社 少年マガジンKC
2010年5月
講談社 少年マガジンKC
2010年8月
講談社 少年マガジンKC
2010年10月
[21]激闘の地区大会決勝戦終盤。たった一つのプレーが試合の形勢を変える切迫した場面が連続する8回。稲実エースと青道4番の対決、新球種を織り交ぜた沢村の熱投。どちらも譲れない闘いが繰り広げられる! そして迎える最終回……。甲子園の切符を懸けた最後の攻防が始まった!
[22]しのぎを削る西東京地区大会決勝。9回裏、青道、最後の守備。1点リードするも、最後のアウトが果てしなく遠い……。沢村の集中力と重圧(プレッシャー)も極限に達し――! 長きにわたる激闘、いよいよ最終局面!! 死力尽くしたその果てに“夢の舞台”甲子園への切符を得るのは青道高校かそれとも、稲城実業か!?
[23]神宮で途切れた夢……。決勝戦で敗北を喫し、失意の底に沈む青道メンバー。敗戦の傷は大きく……それでも、立ち止まってはいられない!! 頼れる3年生達も引退。とうとう俺達の番が来た! いよいよ“新生”青道野球部始動!!
悲しい…。哲さんの、お兄さんの、伊佐敷のプレーはもう見られないかと思うと…。
寂しさもありますが、残った青道のメンバーを見ると、これでやっていけるのかという不安をすごく感じますね。
何かそんな風に思うと、支えを失った不安定さというか、現実感がうまく表現されていると感じました。
読者の一人としては、魅力的なキャラがゴソッといなくなってしまったので、面白さが半減しないかどうかが不安です。
内容★★★★
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2010/11/05 (Fri) 15:33
小学館 ヤングサンデーコミックス
2009年7月
小学館 ヤングサンデーコミックス
2010年1月
小学館 ヤングサンデーコミックス
2010年10月
⑤再び部員不足問題を抱えた鈴里高校書道部は、文化祭の書道パフォーマンスで、新入部員獲得を目指す!そして文化祭後に発表された「書の甲子園」の結果は果たして!?文科系青春コメディー、不撓不屈の第五巻!!
⑥「書の甲子園」の展示会と表彰式を見るために、大阪までやってきた鈴里高校書道部!そこに待ち受けていたのは、新たなライバルとの出会いだった!!文科系青春コメディー、「書の甲子園」の第六巻!!
⑦「かなの書」の教えを請うた笠置亜紀子先生からまさかの固辞。やる気満々にもかかわらず路頭に迷う鈴高書道部へ追い打ちをかけるかのように、なんと笠置先生は宿敵・鵠沼高校に「かな」を教えることに!だがその時、思わぬ救世主が現れて―――!!文化系青春コメディー、因縁が戦いを呼ぶ熱き第七巻!!
先輩部員たちの過去のエピソード、新たな縁の恋のライバル出現など、飽きない展開となっています。
縁くんの片想いの行方がなんだかほろ苦くていいです。
深刻すぎず、軽すぎずのバランスがうまくとれたコミックだと思います。
「墨擦り機」の存在なんて、私も知らなかったな。勉強になるなぁ。
内容★★★★
2010/11/04 (Thu) 21:34
日本放送出版協会
2010年8月
「シンクロでオリンピックに出る!」
交通事故で瀕死の重傷を負ったベッドで、少女は「夢ノート」に綴る
眼球打撲による網膜剥離、失明の危機、三半規管にも障害が残りまっすぐに泳げない。ましてや水中での回転や倒立は到底不可能。顔には傷跡が残り友達から「フランケン」と呼ばれた。しかし、日々の目標を「夢ノート」に記し、ひとつひとつ達成していった彼女に、17年後ついに奇跡が…。
確かに傍で読んでいる限りでは奇跡のように思えますが、すべて石黒由美子さん本人の並々ならぬ精神力と努力、そして周りのサポートあってこそだと思います。
とにかくその「夢ノート」に書いたことを実現しようとする努力に圧倒されます。
ノートに書くことによる自己分析は効用がありそうですが、実現となると彼女ほどの精神力がないと無理かなぁとも思ってしまいます。
そんな彼女にも自暴自棄というか挫折しかけた時期もあったわけで、そんなことも包み隠さず明かしていることも好感が持てます。
「『夢ノート』に書いた内容が実現したのは、奇跡でもなんでもないんです。私は、本当に血を吐くほど一生懸命努力しました。だから、夢をか叶えることができたんです」
こう堂々と言いきれる彼女が眩しいし、羨ましくもあります。羨ましがってるだけではダメだとわかってはいるのですが…。
娘も愛教大を目指しているので、是非この本を読んでもらおうと思っています。
内容★★★★★
2010/11/04 (Thu) 19:33
小学館 ヤングサンデーコミックス
2007年5月
小学館 ヤングサンデーコミックス
2007年10月
小学館 ヤングサンデーコミックス
2008年4月
小学館 ヤングサンデーコミックス
2008年12月
①脅されて書道部に入部した大江縁と、だまされて書道部に入部した望月結希。一風変わった先輩たちに翻弄されて、これでいいのかと思う日々。それでも、ダイナミックでデリケートな書の世界は、かなり魅力的で… 文化系青春コメディー、It's 書(SHOW) TIME !!
②勃発した鈴里高校書道部VS鵠沼学園書道部の「書道パフォーマンス」対決! 勝負と聞いて燃える望月さん。なんとなく巻き込まれていくユカリ。温度差は人それぞれだけど、文化部の戦いは意外と熱い!? 文化系青春コメディー、真っ向勝負の第二巻!!
③鈴里高校書道部と鵠沼学園書道部の合同夏合宿がスタート! まだまだ初心者のユカリと望月さんは、超基本の練習で、字ではなく○や△しか書かせてもらえない。果たして、合宿最終日の寸評会の結果はいかに!? 文化系青春コメディー、合宿三昧の第三巻!!
④「書の甲子園」を目指すことにした鈴里高校書道部!でも、お盆期間中は部員が集まれなくて、部の活動はひと休み。その間、バイトを始めた縁だが、そこには意外な出会いが待っていて!?文化系青春コメディー、夏の終わりの第四巻!!
健全でいいですね。読んでいて気持ちいいです。
「帯ギュ」のときとまったく作風が変わっていない気がしますが、そこがまたいいです。しっかりしたキャラクター作り、話の展開で安心して読めます。
なんというか、故郷に帰ってきた心境とでも言うのでしょうか。
楽しみながら、書道の深さを勉強できるのもいいですね。
「モンキーターン」なぜか未読なので、そちらも読みたくなってきました。
内容★★★★★
2010/11/04 (Thu) 10:45
KKベストセラーズ
2010年4月
ひとりで生きられないのは私の誇り。
この心とこの身体で生きてきたからこそ、体験できたこと、出会えた大切な人がいます。
筋肉が発育しない難病、ウェルドニッヒ・ホフマン症と闘ってきた30年の軌跡。
全5曲収録特別CD付。
歩けるだけで人生はどんなに素晴らしいだろう……
そう思っていた。
でも、なぜ、五体満足な人たちが生きづらそうにしているんだろう。
誰でも人生一度だけ。
そのままの自分でいい。
ありのままのあなたでいい。
人は幸せになるために生きているんだよ。
それが命を大切にしているってことなんだよ。
私は、私の命を大切に生きる。
私はありのままの私でいい。
もう健常者になりたいとは思わない。
だって、私たちは心まで障害があるわけじゃないから。
障害者として生きていくこと、その苦労や並々ならぬ努力が窺えます。
また、どう接して欲しいのかということもわかり勉強になります。
ただ、今並行して読んでいる「奇跡の夢ノート」と比べ、心に響いてこないのはなんでだろう。
うまく言えないし、誤解を招くかもしれないのであまり言及したくないのですが、健常者の逆差別というか、こんな私にできて、何であなたはできないの的な責めにも聞こえなくもない表現がいくつか見受けられるからかもしれません。
健常者であろうと支えがないと生きていかれない人はいると思うし、その支えがみんな受けられるわけではないし…。ひとくくりにするのはどうかとは思います。
まあそれはともかく、彼女が相当な努力をしているのは事実で、すごい人だとは思います。
内容★★★