2011/01/08 (Sat) 20:10
Marvel Comics
November 2010
ウィスコンシン州のリトルフォークにあるガソリンスタンドに併設されたコンビニ。おなかを空かせた我らがDEADPOOLは、お金も持っていないのに店主とブリトーについて交渉しています。そこに現れる謎の武装覆面集団。DEADPOOLは先制攻撃を仕掛けるが…?
超久しぶりの、そして年明け初のアメコミです。
やっぱりそれは、DEADPOOLしかないでしょう!(多分。)
今年はちょっとゆるりと行こうかと思っています。
久しぶりに再会したDEADPOOLですが、やっぱり面白いですね、この人。
読んでいる間、顔弛みっぱなしでした。陽気にさせてくれますよ、この人は。
謎の武装集団はCIAの武器を売り捌くアラブ人であるこの店の店主を狙ってきたのでした。
立てこもる店主。戦闘となる武装集団とDEADPOOL。
そこに現れるは、SECRET AVENGERSのSTEVE ROGERS, BLACK WIDOW, MOON KNIGHT。
STEVEが生きていたことに感激し、歓迎するDEADPOOLですが、STEVEの返事は顔面パンチ。
そんな仕打ちを受けながらもSTEVEを好きなDEADPOOLの健気さに、私の方が感動しましたよ。
で、なんやかんやあって、STEVEはなんと、DEADPOOLをAVENGERSに誘ったのでした。
どうなる次回?
burrito ... メキシコ料理でトルティーヤに肉、豆、チーズを包んだもの
congeal ... 凝固する
内容★★★★
難易度★★
#27-31
PR
2011/01/08 (Sat) 18:29
講談社
2010年10月
2022年クリスマスイブ、ハワイ沖の海底で、グレゴリオ聖歌の旋律を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された。細胞を分析した結果、驚くべきことに、そのクジラは年齢が1400年を超えていることがわかった。クジラの遺伝子を解析することにより、人類はついに不老不死に関わる遺伝子を特定する。その魔法のような遺伝子は、"Singing Whale" 、「歌うクジラ」と呼ばれるようになった。
それから100年後...。あらゆる階層において棲み分けが完成し、「理想社会」と呼ばれていた日本。アキラという一人の少年が、分断された最下層区域である「新出島」から脱出をはかろうとしていた。アキラは、罪を犯して処刑されることになった父から、不老不死遺伝子「歌うクジラ」に関する重要な秘密を託されたのだった。その秘密情報を書き込んだチップを体内に埋め込み、最上層施設に住むある人物に届けるための、アキラの旅がはじまった。
単軌鉄道汎用車、飛行自動車、水陸空三用無限軌道車、宇宙エレベーターなどを乗り継ぎ、体内から猛毒物質を分泌する若者、反乱移民の子孫、100歳を超えながら性的な冒険を繰り返す女などと出会い、メモリアックと呼ばれる記憶再現装置で謎の交信を続けながら、何か巨大なものに導かれるように、果てしないアキラの旅は続く。それは、22世紀の「理想社会」の現実を目撃する地獄巡りのような旅だった。
そして、アキラはついに目的地にたどり着く。しかし、待っていたのは、ある人物の想像を絶する告白だった。青い地球を彼方に眺める宇宙空間で、アキラの最後の挑戦と戦いが開始される...。
すごい独特の世界観。読んでいるうちに別世界へと引きずり込まれたかのような錯覚に陥りました。
言葉遣いが変になってしまっているため(例えば助詞の誤用など)、かなり読みにくくなっている部分もあり、慣れるまでは大変です。
多分この小説には、未来への警告が含まれているのだと思います。
気づいたところもありますが、気付いていない部分もある気がして気になって仕方ありません。
難しいけど、考えさせられる本ですね。
例えば、人口と食料と医療の密接な関係。
医療が発達すれば、人口は増えていき、食料は勿論不足という事態に…。
もしアフリカの…いや、やめておきます。
内容★★★★
2011/01/07 (Fri) 19:07
角川春樹事務所
2010年7月
「あの人って、オーラ出てるよね?」「蟹を食べる時って、みんな無口になるよね」「私、ファミレスって嫌いじゃないのよね」「コラーゲン、たっぷり」「今度、ごはんでも」「この景色、どこか懐かしい」(タクシーに乗って)「近くで申し訳ないんですけど」「年明けってことで」・・・・・・などなど46篇。酒井順子が、その鋭い分析とユーモア溢れる筆致で、つい口をついて出てしまう「言葉」の本質とそれを使っている我々の心理を暴く、新感覚エッセイ。本文イラスト多数収録。
読んでいて、「やばっ。使ってる言葉ばかりじゃん」なんて思ったけれど、酒井順子さんは完全否定しているわけでもないので、ちょっとほっとしたり。
要は、日本人の事なかれ主義がでてますよーっ、てことですよね。
これからは私も、何気に使っている言葉をちょっと気にとめるようにしようなんて思っています。
しかし酒井さん、高級料理店へよく行っているみたいですが、そんな生活にまったくの縁のない私には、そこらへんの気持ちはよくわかりませんでした。
内容★★★★
2011/01/06 (Thu) 21:35
思い立ち、このブログを始めてからの本を読書メーターに記録しました。
アメコミを除いてぼちぼちやってきたのですが、ついに全部記録しました。(多分)
アメコミの記録に費やした時間はハンパなかったですよ~。
力尽き、コメントはほぼ載せてません。
読んだ本
1937冊(1日平均1.86冊)
読んだページ
344545ページ(1日平均330ページ)
という結果でした。
ただ、読書メーターも完全というわけではなく、どういうわけかページ数の存在しないもの(漫画によく見受けられます)があったりします。
また、私はアメコミをリーフで読んでいて、読書メーターはTPBとHCしかない関係から、重複するもの、記録できないものなどもあり、あまり正確には反映されていません。残念ですが。
また、これに伴い、当ブログのカテゴリー"X-Z"までのAmazonリンクを出来る限り修正しました。
早くすべてを修復したいのですが、指は痛いし、眼はしょぼしょぼなのでまたにします。すみません。
アメコミを除いてぼちぼちやってきたのですが、ついに全部記録しました。(多分)
アメコミの記録に費やした時間はハンパなかったですよ~。
力尽き、コメントはほぼ載せてません。
読んだ本
1937冊(1日平均1.86冊)
読んだページ
344545ページ(1日平均330ページ)
という結果でした。
ただ、読書メーターも完全というわけではなく、どういうわけかページ数の存在しないもの(漫画によく見受けられます)があったりします。
また、私はアメコミをリーフで読んでいて、読書メーターはTPBとHCしかない関係から、重複するもの、記録できないものなどもあり、あまり正確には反映されていません。残念ですが。
また、これに伴い、当ブログのカテゴリー"X-Z"までのAmazonリンクを出来る限り修正しました。
早くすべてを修復したいのですが、指は痛いし、眼はしょぼしょぼなのでまたにします。すみません。
2011/01/06 (Thu) 11:37
保育社
2010年7月
■ネコが主役の政治小説
政治や選挙にふだんあまり興味のない人でも、楽しく読みながら関心や興味をもてるようなネコを主人公としたファンタジー小説。「だれが政治をやっても何もかわらない」「政治家にはなんの期待もできない」といった風潮に対して、もっと政治を身近にそして関心をもってもらいたいというのがこの本の企画の原点。たくさんのネコたちの挿絵、そしてパラパラマンガなど小学生からでも親しんでもらえるつくりになっている。
■ストーリー
舞台は新宿区の白銀公園。主人公はノラネコのマロン。人間のいたずらや虐待によって住みにくくなっているネコの暮らしを守るため、マロンは人間の参議院選挙に立候補する。「地盤・看板・かばん」のいずれももたないマロンだが、ネコ仲間たちの応援と、「ツイッター」「Uストリーム」といったITを使うことによって、「ネコが世の中を変えようとしている?」「ほんとにネコ?」「だれがやっても同じならネコが議員になってもいいんじゃない?」と一躍有名になる。はたしてマロンは当選できるのか?(欄外に政治や選挙に関する重要語の用語解説をしている。)
かわいいネコを主役にもってくることによって、楽しく易しく政治の仕組みが学べます。
これならば、本の苦手な中高生にもおススメできます。
ページ下段にある語句解説もかゆいところに手が届くといった肌理細やかなものだし、なにより政治の仕組みだけでなく、その問題点も挙げられていて、尚且つこの先社会を良くしていくために何をすべきかを考えさせられるつくりになっているのが素晴らしいです。
インターネットの普及により、選挙のあり方も大きく変わっていくのかもしれない。そんな希望も見せてもらえた本でした。
内容★★★★★