2009/05/05 (Tue) 11:18
小学館 少年サンデーコミックス
2007年11月
小学館 少年サンデーコミックス
2007年11月
小学館 少年サンデーコミックス
2008年2月
高校生の安藤は、幼いころ自分にあると信じていた「他人に自分の思っていることを話させる力」が、単に偶然ではないことに気付く。同時に都心開発計画に揺れる街で、自警団グラスホッパーを率いるカリスマ犬養には裏の顔があることに知り、犬養は正義の味方ではなく魔王なのかもしれないという懸念をたった一人抱くことになる。「腐敗した街を5年で再生する」と誓い、民衆の心を惹き付け扇動しようとする犬養。安藤はその大きな力に自身の小さな能力「腹話術」で対決をせまられる。
伊坂幸太郎の小説「魔王」の漫画版です。
主人公が社会人から高校生に変更。
他、主要人物はほとんど若くなっています。
小説の過去の話をやっているわけではなく、少年マンガにあわせアレンジされているといった形です。
小説を読んだので、名前もそのままで、なんだか懐かしい気持ちになりました。
小説にない格闘シーンが追加されたりと、うまくマンガ的にアレンジされていて、いい感じです。
この3巻まで読む限りでは、大まかな骨格は小説と同じようです。
殺し屋などのキャラクターは同原作者の小説「グラスホッパー」に登場しているらしいです。
こっちは未読なので、是非読みたいところです。
小説はちょっと残念だったけど、こちらがどう変貌するのか期待して読み続けてゆきたいです。
内容★★★★
PR
Comment