2010/02/05 (Fri) 11:05
1987
監督:マレク・カニエフスカ
出演者:アンドリュー・マッカーシー、ジャミー・ガーツ、ロバート・ダウニーJr.、ジェームズ・スペイダー
原題:Less Than Zero
上映時間:98分
製作国:アメリカ合衆国
大学の休みにL.A.に帰ったクレイは、幼馴染みのジュリアンが道を踏み外しているのに驚く。薬と酒に溺れ借金を繰り返し親にさえ見放されていたのだ。ただ一人、かつてクレイと恋仲で、今はジュリアンといるブレアだけが味方だったが彼女自身も薬の中毒だった。やがてクレイとブレアはよりを戻すが、目の前で次第にぼろぼろになっていくジュリアンを見ていられないクレイは、金を貸したリップに肩代わりを申し出るが断られる。借金の代わりに男娼紛いのことをさせられていたジュリアンを救い出し、三人はL.A.を出ようとするのだが……。
80年代のアメリカでどれだけ麻薬が蔓延していたのかはわかりませんが、これが現実だとすると何だかひどく憂鬱になってきます。
そして今、ドラッグの使用率は減ったのでしょうか?
日本でも、芸能人が使用しているニュースは見かけますが、一般的にはどれだけの人が使用しているのでしょう。
逃避するために使用する気持ちはわからなくもないですが、そうしたところで何も解決しないのもまた事実な気がします…。
懐かしい顔ぶれが揃っている映画ですが、「アイアンマン」のロバート・ダウニーJr.がジュリアンだったとは観ていても気付きませんでした。20年経つと人は変わるものですね。
で、この映画の原作の著者Bret Easton Ellisが、25年ぶりにこの小説の続きを書いたそうです。タイトルは"Imperial Bedroom"。
"Less than Zero"の20年後の設定で、登場人物のその後が描かれているとか。
そして作者は、同キャストでの映画化を希望しているそうです。ちなみに小説ではジュリアンは死んでいないらしいです。
実現したら、観てみたいですね。また原作も読みたいところです。
内容★★★
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