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2010/01/20 (Wed) 10:45

2004
監督:トニー・スコット
出演者:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン
原題:Man on Fire
上映時間:146分
製作国:アメリカ、メキシコ

ジョン・クリーシーは、生きる希望を失っていた。16年間、米軍で対テロ活動という名の暗殺の明け暮れた彼は、人を愛することが出来なくなり、何のために生きているのかさえ、判らなくなってしまったのだった。たった9歳の少女ピタが、そんな彼の閉ざした心に隠された悲しみと優しさをひと目で見抜き、一点の曇りもない信頼を寄せる。誘拐が多発しているメキシコシティで、クリーシーはピタの”ボディガード”として、彼女の父親に雇われたのだ。クリーシーがピタとの交流の中で生きる希望を取り戻し、まさに彼女から”新しい命”をもらったとき、ピタが誘拐されてしまう。自分の命よりも大切なものを奪われたクリーシーは復讐を誓う。しかし、それは単純な誘拐事件などではなかった。巨大な犯罪組織と予想もしなかった真相がクリーシーを待ち受けていた。


前半、クリーシーとピタとの交流がたっぷりと描かれているため、私はとても感情移入しやすかったです。ただのアクションを求めてる人にはここら辺がだるく感じてしまうのかもしれませんが、この心の交流がしっかり描かれてこそ、後半が活きて来ると思うのです。
そうでなければ、何故ここまでやるの?という疑問で終わってしまいそうな気がします。
描写が残酷だという意見もありますが、自分の大切な人を失ったときでも、そう言えるのでしょうか?

アメリカの犯罪率の多さだけでも私には怖いのですが、それを上回るメキシコをちょっと調べてみました。
外務省のホームページによると、2004年の誘拐事件の公式統計は440件。届出のないケースを含めると、その3倍だと推測されているそうです。
また、他のニュースによると、メキシコ当局の発表では、2004年から2007年にかけて誘拐事件は約40%増加したとの事でです。
日本がいかに安全な国かわかりますね。
でも、この不況や高齢化社会の流れで日本もどうなってしまうのでしょうか…。

そんなことにも目を向けさせるこの映画は、目まぐるしい画面カットがややうるさく感じる面はあるものの、素晴らしい映画だと思いました。
原作はA.J. クィネル(A.J.Quinnell )「燃える男」。映画はかなり端折っているらしく、また結末も大きく違うとか。舞台もその時代情勢によりイタリア。しかも、クリーシーシリーズとしてパーフェクト・キル」「ブルーリング」「ブラック・ホーン」「地獄からのメッセージ」と続くそうです。是非原書で挑戦したいところです。

内容★★★★★




Amazonでは、原書は"Man on Fire"以外は手に入りにくそうですね…。







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