2010/01/07 (Thu) 10:29
1997
監督:ヤン・クーネン
出演者:ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、ロマン・デュリス、チェッキー・カリョ
原題:Dobermann
上映時間:105分
製作国:フランス
イカれた男“ドーベルマン”と、キレまくっている暴力警視の対決に激しい火花が飛び散る!!
生後まもなく、拳銃の洗礼を受けた赤ん坊ヤンは、ひと癖もふた癖もあるイカれた強盗一味を束ねる“ドーベルマン”(ヴァンサン・カッセル)となった。彼を筆頭に、聾唖の恋人ナット(モニカ・ベルッチ)、神父、ムスとピットビュル、マニュ(ロマン・デュリス)、ソニアたち一味は、まるで銀行強盗を楽しむかのように襲撃を繰り返しているクセ者たちだ。
そして、次のヤマを決めた彼らがその準備を進める中、捜査本部ではクロダレック(パトリック・ロッカ)を中心に一味逮捕の計画が練られていた。鮮やかな手口で犯行に及ぶ一味に、これまで何度も裏をかかれて来たクロダレックは、ドーベルマン逮捕に躍起になっているのだ。
襲撃当日、クロダレックの陣頭指揮のもと、ヤン一味の行動をマークしていた警察。だが、強引な突入を仕掛けたため、部下を一人死なせてしまい、結局一味も捕り逃し、その面目は丸つぶれとなる。こうして、失態を重ねてしまった警察がドーベルマン逮捕のため次に送り込んだのは、警察バッジをつけた悪魔、クリスチーニ(チェッキー・カリョ)。狡猾でサディスティックな性格のクリスチーニは、クロダレックとは全く違う手法でドーベルマンを葬り去るべく、狂気をむき出しにしてくる…。
怖いもの知らずでイカれた男“ドーベルマン”と、キレまくっている暴力警視の、壮絶な対決が今始まる!
「アレックス」の時には思わなかったけど、なるほど、ヴァンサン・カッセルってカッコイイですね。人気があるわけです。
奇抜さやひねりがあるわけではなく、ストーリー的には普通のアクション映画ですが、アクションシーンはとても格好良く気持ちいいです。
最後の敵の倒し方も、中途半端とか、あっけなくではないのがまたよかったです。
過激な暴力描写が、ストレス解消用にいいかも。
内容★★★★
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