2009/12/16 (Wed) 09:48
2008
監督:デヴィッド・エアー
出演者:キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス
原題:Street Kings
上映時間:109分
製作国:アメリカ合衆国
善と悪が交錯する“フェイク シティ”。ロス市警のトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーヴス)は正義のためなら手段を選ばず、誰もが嫌がる闇の仕事に手を染めてきた。そんな彼はある日、かつてのパートナーを目の前で殺され、犯人を取り逃がしてしまう。だがそれは、単なる殺人ではなく、この事件の裏には想像を絶する“何か”が隠されていた…。彼は巨大な悪に操られていたのだった。やがてラドローは、踏みにじられたプライドを賭け、決して後戻りできないエリアに足を踏み入れていく――。
観る前は、ちょっと地味目かな、なんて印象を抱いていたのですが、そんなことはありませんでした。(私がサブタイトルのある映画にいいイメージを持っていないのかもしれません)
結構、アクション激しいです。
でも、それだけでなく、考えさせられる映画でした。
正義を貫くには、法を超えたものも必要なのだと痛感しました。
それだけ、社会が腐敗しているっということなのでしょう。
今日も新聞で、警部補が麻薬所持という記事を見ました。
まだ明るみに出ていない犯罪ってどれだけあるのでしょう。この平和といわれる日本でさえ…。
容疑者だとわかっていながら、捜査方法が制限されるため、逮捕できないってパターンは、一体どれだけ存在するのでしょう。
容疑者の人権を尊重するあまり、被害者の危険を回避できなくなっているように感じられます。
確かに誤認逮捕などの弊害を孕んでいるとは思いますが、もう少しシステムを変えられるような気もします。
私的には、幼女誘拐犯に人権など認めたくはないです。
…難しいですね。
法だけが正義っていうのもおかしい気がするし、じゃあ、誰の判断、基準が正義なのか?それは、立場によって変わってくるだろうし…。
人が人を裁くって事自体に無理があるのかもしれません。
みんな平和に暮らせるのが一番いいに決まっていますが、今の社会を見ている限りありえそうにないですね。
文明は進化しても、人間の精神って進化していないような気がします…。
内容★★★★★
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