2009/08/22 (Sat) 09:54
1987
男言葉を使い、いつもドラム・スティックを持ち歩いているボーイッシュな女の子ワッツは、クラスの悪ガキも一目置く存在だ。彼女は幼なじみのキースに片想いをしていたが、キースはそんな彼女の気持ちには全く気づかず、ワッツに恋の相談を持ちかけるほどハイスクールのマドンナ、アマンダに夢中だった。ある日、キースは思い切ってアマンダをデートに誘う。すると、ボーイフレンドとケンカしたアマンダは、その勢いからキースとのデートをOKしてしまう。有頂天のキースを見るに見かねたワッツは、自分の気持ちを捨てて彼の恋に協力する…。
『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』のジョン・ヒューズ&ハワード・ドイッチのコンビが贈る、瑞々しくて切ない青春映画の佳作。どうしても恋する想いを伝えられない男勝りの女の子ワッツをメアリー・スチュアート・マスターソンが好演し、80年代ロック&ポップスがストーリーを盛り上げている。
原題:Some Kind of Wonderful
ジョン・ヒューズさんが最近お亡くなりになったときき、この映画を思い出しもうう一度観ることにしました。
相当昔に観たはずなのに、今でもある程度覚えているそのシンプルなストーリーは、その登場人物たちのピュアさにマッチしていて、かなりいい感じです。
ラジカセやらロックやら、80年代を懐かしみながら見ていたのですが、時代はともかくこれぞ青春映画という感じですね。
主人公が重いものを背負ったり、不幸が起きる恋愛映画ではなく、こういうシンプルな恋愛映画は最近見かけない気がします…。
また、主人公の敵になるお金持ちの息子が、ありえないくらい嫌なヤツで現実味に欠けるけど、逆にそれが後味悪くなく観ることができてよかったと思います。
内容★★★★★
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