2009/09/24 (Thu) 11:22
2007
もうすぐ中学生になる天才ピッチャー、原田巧。
彼の球は速すぎて捕手も捕球出来ず、野球部でも孤立。
また、母親は病弱な弟を彼より優先し、家族の中でも孤立しがちだった。
だが、中学入学目前の春休み、一家は弟の健康のため岡山県に引っ越し、
巧は自分の球を受けることができる捕手・豪に出会う。
しかし野球部に入学した巧を待ち受けていたのは、監督による徹底した管理野球と、
彼の才能に嫉妬する先輩たちによるイジメだった。
巧はそれらに屈せず自分を貫くこうとするが・・・
そして、野球部の存続をかけた他校との対抗試合の日がやってくる。
ほとんど本を読まない人でもタイトルは知ってるというベストセラー小説の映画化。
といいつつも、私もまだ原作は未読です。恥ずかしながら。
なので、原作との比較はできませんが、野球を通して、多感な少年の様子が上手く描かれていると思いました。
強気ではいるけれど、実は繊細で壊れやすく、そしてピュアで…。
ただちょっと、心理面でも踏み込みが不足しているような気がしないでもないです。
エンディングは原作とは違うらしいし、映画では入りきらなかった部分もあると思うので、そのうちには原作も読みたいところです。
内容★★★★
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