2010/02/17 (Wed) 11:11
2006
監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演者:キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、クリストファー・プラマー
原題:The Lake House
上映時間:98分
製作国:アメリカ
研修期間を終えた医師のケイト・フォースター(サンドラ・ブロック)は大病院での職を求めて、イリノイ州の郊外からシカゴへ引っ越すことにした。今が心機一転の時と考えたのである。ケイトにとって心残りだったのは、今まで借りていた一軒家。広々としたこの家はしゃれた造りになっており、大きな窓からは澄んだ湖が見渡せる。ここはケイトが素顔の自分に戻れる場所でもあった。
時は、2006年の冬の朝。
シカゴへ発つ日、ケイトはこの家の郵便受けに次の住人に宛てたメモを残した。私宛ての郵便物が届いたら転送してください。玄関先に点々とある犬のペンキの足跡は、私が越してくる前からついていました・・・と書き添えて。
しかし、次の住人がやってきた時には”レイクハウス(湖畔の家)”はすっかり様変わりしていた。今度の住人アレックス・ウィラー(キアヌ・リーブス)は才能をもてあましている建築家。この近くの建設現場で仕事をしている。アレックスの前にたたずむレイクハウスは廃墟も同然だった。すすとほこりにまみれ、雑草は伸び放題。犬の足跡なんて、どこにも見当たらない。
アレックスは、この家に特別な思い入れがあった。ここは遠い昔に父親(クリストファー・プラマー)が建てた住まいだったのだ。著名な建築家である父は家庭を犠牲にして現在の地位を築き、今でもアレックスとは犬猿の仲。それでもアレックスは懐かしの我が家に安らぎを覚え、自分の手で昔の美しい姿に戻そうと決意した。それから数日後、郵便受けのメモのことなど忘れかけていたアレックスだったが、家の外でペンキ塗りをしている時、野良犬が走ってくるのを見た。犬はペンキを塗ったばかりのポーチを駆け抜け、そのまま玄関へ向かい、ペンキの足跡を点々とつけていった。まさに、あのメモに書いてあった通りに・・・。
ロマンティックな雰囲気がとてもよかったです。
ストーリーも予想範囲というか予定調和というか、安心して観られます。
会ったこともないのに好きになってしまう…。
これだから人間って面白いですよね。
また、難しい点でもあるのですが。
SF的な点からいうと矛盾点も多いかと思いますが、難しく考えず、雰囲気を楽しむ映画だと思います。
韓国の同名映画のリメイクだそうですが、そちらも観てみたいですね。
内容★★★★
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