2009/01/27 (Tue) 10:18
講談社
1987年2月
上洛一番乗りを果たした信長だが、周囲は敵ばかり。越前朝倉攻めの最中には妹お市の婿浅井長政にも背かれ不覚の退却。殿軍で名を挙げた秀吉は、続く朝倉浅井攻めの功で14万石の大名に大出世。だが、一向宗徒2万の焚殺、比叡山焼打ちで信長の悪名は高まる。その頃、秀吉は備中高松城水攻めの最中…。
やっと半分まできました。
中国ではこの作者の「徳川家康」がブームだそうですが、私は「豊臣秀吉」。
でも、特にこの人が好きで読み始めたわけではないです。
ここでは、高松城の水攻めまでが描かれています。「本能寺の変」直前ですね。
すでに秀吉、四十代後半。
竹中半兵衛の死にもほとんど触れてないし、この巻はかなり省略が多いのには驚きました。(「寧々~おんな太閤記」の半兵衛の子供の話は胸打たれたのですが)
この巻の行動と「天地人」のオープニングを見る限り、秀吉のことを好きかと言われると…あまりそうは思えないですね。
まあ、確かに人間らしいと言えばそうなのかもしれませんが…。
内容★★★★
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