2008/12/16 (Tue) 09:15
講談社
1987年1月
尾張中村の洟たれ小僧日吉は、負けん気の強い暴れん坊。だが心やさしく頭もきれる。百年うち続く戦乱に奪われ焼かれ、犯され殺される庶民の地獄絵を見て、戦いのない日本を作ろうと大志をいだく。自ら元服して木下藤吉郎と名乗り、諸国修業の旅に出た彼を待ちうける難関の数々。痛快!天下取り物語の始まり。
私の印象と違っていて、かなり創作の部分が多く感じられました。
ただ、歴史を捻じ曲げているわけではないので、参考にならないわけではないと思います。
物語性が強く、歴史があまり好きではない人にとってもかなり読み易い内容になっています。
ただ歴史の流れを暗記するより、こういう本で印象を深くしたほうが記憶から消えにくいと思います。
この1巻では、秀吉の10歳から17歳ころまでが描かれています。
続きが気になる終わり方をしているので、これを読み終わった人は2巻を読まずにはいられないでしょう。
内容★★★★
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