2009/02/25 (Wed) 09:06
講談社
2006年9月
何かに夢中にだった、すべての人へ贈る青春小説
「最高だ」
直線をかっとんでいく感覚。このスピードの爽快感。身体が飛ぶんだ……。
少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、走ることの楽しさ。意味なんかない。でも走ることが、単純に、尊いのだ。
「そういうレースがあるよね。きっと誰にも。一生に一回……みたいな」
今年いちばんの陸上青春小説、第2巻!
夢中になってしまう本ですね。
すいすい流れるように読んでいるうちに、時々はっとさせられる言葉がちりばめられていたりします。素晴らしい。
この巻では新二たちは2年生になり、自覚が生まれ、かなり成長した姿も見られるようになります。
目頭が熱くなってくるシーンもあったりして、油断ならない本です。
早く3巻が読みたい。
というか、実はもう読み始めていますが…。
実際、読み始めたら1冊でやめることはできないので、3冊まとめて買うことをおススメします。
内容★★★★★
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