2009/10/21 (Wed) 14:18
Marvel Comics
May 2005
Marvel Comics
June 2005
Marvel Comics
July 2005
HydraとHandの一斉攻撃が始まり、洗脳が解けたかどうか半信半疑のまま放たれるWolverine。殺戮マシーン、エンジン全開。Wolverineの復讐が始まる…。
"AGENT OF...S.H.I.E.L.D."前半。
ようやく正気に戻ったWolverine。
やはり、救えなかったIchiroの子供のことや、自らが手を下してしまったJean Poulのことが頭から離れないようです。
アクションが多く、派手な感じですがテーマは重いです。
WolverineはIchiroに電話をします。
W: They'll pay for what they done, Ichiro. I swear it. I don't care how many people have to kill...
I: What? What are you talking about? Is this suppose to make us feel better? Our son is dead, Logan-San. Our only son and it is all your fault.
・・・つらいですね。
一方、Ichiroの妻Fukukoはこう言います
F: ...and as for this offer you made to wreak vengeance on his kidnappers...to kill the men who snatched our baby... I want you to do it, Wolverine. I want you to hurt them like no one in this world has ever been hurt before.
勿論Wolverineは願いを聞き入れます。
復讐っていつも考えさせられます。
確かに復讐は何も生まないのでしょうが、黙って忘れることのできない被害者のやり場のない心はどうすればいいのでしょうか?
内容★★★★
難易度★★★
#20-25
#26-32
#20-32
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2009/10/21 (Wed) 10:50
2005
ヴィクトリア湖畔。巨大な魚を運ぶ人や水揚げする漁師たちで活気にあふれている。この巨大魚こそが、半世紀ほど前に湖に放たれたナイルパーチだ。肉食の魚・ナイルパーチは湖に元々いた魚たちを餌にして、たいへんな勢いで増えた。そして、淡白な白身で加工もしやすく、海外への輸出にぴったりだったナイルパーチは大金になる魚になった。皆がナイルパーチ漁にむらがり、加工・輸出の一大魚産業が誕生した。魚加工工場のオーナーに言わせれば、ナイルパーチは救世主だ。
ナイルパーチで仕事をしているのは、漁師や加工工場の人間ばかりではない。最大の輸出先であるEUの国々に魚を空輸するパイロットもそうだ。彼らは旧ソ連地域からやってくる。1回につき55トンもの魚を飛行機の腹に詰めて、タンザニアとヨーロッパを頻繁に往復する。そして、彼らパイロットを相手に町の女・エリザたちは売春で金をかせぐ。
農村などからもお金を得ようと多くの人がやってきた。彼らは湖畔に漁業キャンプをつくった。漁に出てナイルパーチを獲り、工場に売って金を稼ぐために。だがボートのない彼らは、誰もが漁に出られるわけではない。工場の仕事にありつくのも難しい。彼らの中に次第に貧困がはびこり始める。同時にキャンプの男たちを目当てに売春をする女たちも増えた。そこからエイズが広がり、病気で働けなくなる者も多い。漁業キャンプの牧師によれば、毎月10?15人が死ぬと言う。それでも牧師は「教会はコンドームを勧められない」。キャンプのリーダーは、「貧困が悪循環している。強い者だけが生き残る、弱肉強食なんだ」と言う。
町にはストリートチルドレンが目につく。画家のジョナサンも、かつては路上で生活していた青年だ。エイズで親をなくしたり、貧困やアル中で子どもを育てられない親たちに放り出されたり、路上で生活せざるを得ない子どもたち。暴力や空腹を忘れるため、粗悪なドラッグを嗅いで眠りにつく夜もある。ドラッグはナイルパーチの梱包材などを溶かしてつくる。
“住民参加型漁業をめざす国際ワークショップ”で、ヴィクトリア湖の自然が壊滅的状況にあることが報告される。ナイルパーチによって湖の生態系が崩れ、やがてはナイルパーチさえいなくなる危険もあるのだ。
一方、魚加工工場で不思議なトラックを見かけた。それはナイルパーチを加工した後の残り物を集めに来たトラックだった。ナイルパーチの切り身は多くの地元民には高くて手が出せない。切り身を輸出した後の残りの頭や骨などを1ヶ所に集め、揚げたり焼いたりして売っている。それを地元民は食べる。残骸の山からはアンモニアガスが噴き出し、そのせいで眼球が落ちてしまった女性もいる。
在タンザニア欧州委員会の代表は、EUがこの国の魚加工産業のインフラを整えたのだと胸を張った。
ジョナサンが興味深い話をおしえてくれた。ヨーロッパからナイルパーチを運ぶためにやってきた飛行機から大量の武器が見つかった。タンザニア政府はそれを知らなかったが、行き先はアンゴラだった。ジョナサンはその話を新聞やテレビで知ったと言う。漁業研究所の夜警?ラファエルが読んでいる新聞には、タンザニアの保安長官が飛行機による武器密売に関与し起訴された、との記事が。その記事を執筆したジャーナリストのリチャードは、魚を運ぶためにやってくる飛行機にはアフリカの紛争で使われる武器が積んであると言う。果たしてそれは真実なのだろうか?
ラファエルが呟く。「戦争があれば金になるのに……皆、戦争を望んでるはずさ」。
魚を積んだ飛行機はヨーロッパや日本へ飛び、魚は私たちの食卓へやってくる……。
原題:Darwin's Nightmare
マイケル・ムーアのドキュメンタリーなどと比べると、演出面では格段に劣ります。
それでも、この映像は衝撃的でした。
タンザニアの現実。
ナイルバーチは生態系を破壊するから、繁殖させなければいい→日本やヨーロッパが輸入しなければいい。
では、それによってやっと生活が成り立つ現地の人は?
簡単にはいかない負の連鎖を思い知らされます。
食料を奪い合い、殴りあう子供たち。
魚の頭と骨の山。それを揚げたりして売るのだという。でもその魚には蛆がわいていたりも。
工場とかがあるわけではないのに、汚れた湖。
そこには、私には想像もできない生活がありました。
すべてはナイルバーチだけのせいではないでしょう。
政府も武器密輸も複雑に絡み合っているのでしょう。
これはほんの氷山の一角にすぎないとは思います。
それでも、何も観なければ、何も知らなければ始まりません。
何をすればいいのかもわかりません。
でもとりあえず、知ること、考えることから始めようと思っています。
内容★★★★
2009/10/20 (Tue) 17:22
Marvel Comics
February 2005
Marvel Comics
March 2005
Marvel Comics
April 2005
次のWolverineのターゲットはDaredevilだった。だがS.H.I.E.L.D.に雇われたElektraがそれを阻止する。だが、The Hand & Hydrsの本当の狙いは…。
"ENEMY OF THE STATE"後半。
物語の展開が速いです。その分、ちょっとキャラクターの心理まで深く描けていないのは仕方ない気がします。
どちらをとるかってことですよね。
Wolverineは最後まで敵に操られているため、#23,#24はElektra、#25はX-MenのRachelが主役という感じがします。
敵とは何の決着もつかなかったのですが、Wolverineは無事取り戻せました。
被害で言うと、Elektraが捕らえられ、Havok重傷。
そしてWolverineは、洗脳されているとはいえ、Northastarを殺してしまうことに…。
このことが尾を引きそうな気がします。
この物語はまだまだ続きます。
内容★★★★
難易度★★★
#20-25
#26-32
#20-32
2009/10/20 (Tue) 15:17
Marvel Comics
December 2004
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December 2004
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January 2005
知り合いの日本人の子供が誘拐され、長崎へ向かうLogan。しかしそこには周到な罠が仕組まれており、その目的はLogan本人であった。その背後にはThe Handが潜んでいたのであった…。
"ENEMY OF THE STATE"前半。
ライターが替わり、Mark Millarに。
そしてその期に、今シリーズ初めて尽くしとなります。
コスチューム、Nick Fury, Elektra, X-Men, Fantastic Fourなどなど。
冒頭、雨の日本が舞台で、しっとりした話になるのかと思いきや、展開はがらりと変わり、The Handによって洗脳されたWolverineが強敵となりスーパーヒーローたちを脅かすストーリーになっていました。
サブタイトルのEnemyはWolverineだったわけです。
まずFantastic Fourが狙われ、次は…。
内容★★★★
難易度★★★
#20-25
#26-32
#20-32
2009/10/20 (Tue) 11:20
2005
ジョン・コンスタンティンには、普通の人間には見えないものが見える。末期の肺ガンに冒されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカーである彼は、厭世的ですさんだ生活を続けていた。生まれたときから備わった「特殊な能力」で、超常現象を専門に扱う変り種の探偵を生業としている。普段は誰も気づかない、この世のわずかな空気の乱れを敏感に察知するコンスタンティン。異変はすでに起こりつつあった。友人の神父から依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。これまでとは何かが違う…。長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるようにコンスタンティンの周囲で蠢きだす不気味な出来事の数々。病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、アンジェラ・ドッドソン刑事が、自殺した姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る…。この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?ただひとつ確かなことは、かろうじてこの世を成り立たせてきた危ういバランスがついに崩壊を始めたということ。それは、終末への序章なのか?越えてはいけない一線を越えて、何かとてつもないことが動き出そうとしているのだ-----。
原題:Constantine
原作はアメコミの"Hellblazer"。
独自の世界観がきっちり構築されていて、それを表現するCGも素晴らしく、かなり面白い映画でした。
原作がとても読みたくなっちゃいました。
マカロニウエスタンを思わせる癖のある主人公、そつのないストーリー展開、美しい映像。かなり高水準でまとまっていると思います。
主人公を演じるのはキアヌ・リーブス。「マトリックス」はあまりにも有名ですが、私は「リプレイスメント」「チェーン・リアクション」なんかも好きだったりします。
この映画の時点で40歳越えてるっていうのが、ちょっと信じられないです。
ヒロインのレイチェル・ワイズは、この前「ナイロビの蜂」を観たばかり。「チェーン・リアクション」でもキアヌと共演してたんだ…覚えてないです。
ジョンの助手役はシャイア・ラブーフ。「トランスフォーマー」の主人公サムですね。
あとガブリエル役のティルダ・スウィントン。どこかで観たことあるようなと思っていたら、「ナルニア国物語」の氷の女王!
続編はあるとか、ないとか、定かではないようです。
勿論私は観たいですけどね。
内容★★★★★