2010/03/06 (Sat) 10:47
2002
監督:スパイク・ジョーンズ
出演者:ニコラス・ケイジ、メリル・ストリープ、ティルダ・スウィントン、クリス・クーパー
原題:Adaptation.
上映時間:114分
製作国:アメリカ
脚本家チャーリー・カウフマンは「マルコヴィッチの穴」の成功で、一躍次回作を期待される存在となった。そんな彼のもとにある日、仕事の依頼が舞い込んでくる。それは、作家スーザン・オーリアンがフロリダで蘭を不法採集した栽培家ジョン・ラロシュを描いたノンフィクション『蘭に魅せられた男』の脚色。だが、チャーリーはさっそく作業を始めるものの、全然アイデアがまとまらず悶々とした日々が続く。一方、彼とは対照的に陽気な双子の弟ドナルドも脚本家めざして養成セミナーに通い始め、あっという間に脚本家デビューを果たす…。
原作、脚本、現実。その境界線が曖昧になっていて、確かに見たこともないような作品になっています。
穏やかな展開で序盤は進んでいくのですが、衝撃的な事故のシーンから、物語はトーンを変えてゆきます。
後で知ったのですが、作家スーザン・オーリアンは実在の人物、弟ドナルド・カウフマンは架空の人物と、その辺りさえも虚構と現実がごちゃ混ぜにされています。
またスーザン本人も、スーパーマーケットのシーンで登場しているらしいです。
展開が読めないという点では、目が離せない作品となっています。
面白いかといわれると、観る人によって好みはわかれちゃう映画だと思います。
内容★★★
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