2010/01/21 (Thu) 11:01
2008
監督:原田眞人
出演者:堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努
上映時間:145分
1985年8月12日。群馬県、北関東新聞の遊軍記者・悠木(堤真一)は、同僚の安西との谷川岳衝立岩への登頂のための準備を進めていた。そのとき、通信社の速報が第一報を伝える。「羽田発・大阪行き日航123便が墜落した模様。乗客乗員524名――」。興奮入り交じる編集局の中で、悠木が全権デスクを命じられた。この未曾有の大事故を巡って、熱狂と苦悩に満ちた濃密な一週間が幕を開ける。そして、高揚と疲労が極限に達した悠木は、あるスクープを前に厳しい判断を迫られることとなる…。1985年に起きた日航機墜落事故を背景に、スクープ合戦を繰り広げる地元新聞社の記者たちの人間ドラマを描いた、横山秀夫の同名小説を映画化。
う~ん、期待していたほどの感動はなかったです。詰め込みすぎで、焦点がぼけちゃっているというか、多分原作のいいとこどりに失敗したのかなぁなんて思いながら観てました。原作を読んだわけではないですけれど。
派閥、部署衝突、因縁、人間関係、スポンサー、締め切りなどなど、新聞社の大変さはすごく伝わってきて、とても勉強にはなりました。
ただドラマ性の観点からみると、人としての背景説明とかが少ないせいか主人公には感情移入しにくいし、その主人公とそれを取り巻く人間関係、家族さえもが描写不足な感じがしました。世界に入れなかったです。
これに懲りず、原作は読んでみたいですね。
しかし、読みたい本ありすぎ。
内容★★★
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