2009/11/26 (Thu) 09:28
2002
監督:ギャスパー・ノエ
出演者:モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル、アルベール・デュポンテル
原題:Irreversible
上映時間:99分
製作国:フランス
ある男を探してゲイクラブへ押し入る2人組。彼らは男を見つけ出すと凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュス(ヴァンサン・カッセル)は会場に残り婚約者アレックス(モニカ・ベルッチ)を一人で帰してしまう。その直後、アレックスはレイプに遭い、激しい暴行を受けてしまうのだった。自責の念に駆られるマルキュス。彼は友人でアレックスの元恋人のピエール(アルベール・デュポンテル)とともに犯人探しを開始する。やがて、女装ゲイ、ヌネスを探し出した2人は、ヌネスからついにテニアという男の名を聞き出すのだった…。
かなり実験的な映画だと思いました。
ワンカットでグルグル視点が回る映像、逆行する時間軸…。
画面がチカチカしたり、ノイズがあったり、しかもやたらそれが長く感じられ、私にはその意図が理解できませんでした。
内容も「メメント」とか「バタフライ・エフェクト」みたいに謎解きがあるわけではなく、時間を逆行させているのは、そのためではなさそう。
過激な暴力描写は執拗に長く、多分すべては、不快な気分にさせるために計算して作ったのではないかと、私は思いました。
多分、こういうことは日常でも起こっています。
平穏な日々はいつ崩壊してもおかしくない…そんなことを改めて認識させられました。
でも、2回観たい映画ではありませんね…。
内容★★★
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