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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2009/11/20 (Fri) 09:15

2007
監督:ベン・アフレック
出演者:ケイシー・アフレック、ミシェル・モナハン、 モーガン・フリーマン、エド・ハリス
原題:Gone Baby Gone
上映時間:114分
製作国:アメリカ合衆国

パトリック(ケイシー・アフレック)はボストンでパートナー兼恋人のアンジー(ミシェル・モナハン)と組んで失踪者を探す私立探偵。ある日、下層階級が住む小さな町で少女誘拐事件が起きる。4歳の少女アマンダが自宅から忽然と姿を消したというのだ。「娘を助けて」と悲痛な姿をテレビカメラにさらし世間の関心を一身に集める母親・・・テレビのニュース、ワイドショーは一斉にこの事件を取り上げ、街は騒然となる。初日に解決をしないと、検挙率が10%まで落ち込むという誘拐事件。しかし少女の失踪から既に3 日が経過していた。そんな中、パトリックとアンジーのもとへ、アマンダの叔母ビー(エイミー・マディガン)と叔父ライオネル(タイタス・ウェリヴァー)が訪れ、姪の捜索を懇願する。事件の重さにアンジーは難色を示すが、ビーの熱心な依頼に根負けし、二人は仕事を引き受ける。アマンダの母親へリーン(エイミー・ライアン)を訪ねてみると、彼女は酒とドラッグに溺れた自堕落な暮らし振り。誘拐前は、彼女の育児放棄を見かねたビーとライオネルが何かとアマンダの世話を焼いていたのだった。しかし、捜索は遅々として進まず、誰もが焦燥感に駆られていた。パトリックとアンジーはボストン市警の刑事たちと組んで全力で捜査を進める。次第に捜査線上に浮かび上がるその町の暗部。ドラッグ中毒者、売人、闇を抱えた人間たちが集まる酒場、そして暴力・・・。やがて彼らは、ヘリーンがドラッグの売人から金を盗んだという事実をつかむ。アマンダの誘拐は、この代償だったのか・・・?


深い作品でした。
なぜかこの作品は日本未公開なのだそうです。派手さや娯楽性がないためでしょうか。
確かに、この作品の結末は、私にとってはやるせないものでしたが…。
法の遵守と本当の正義というものを考えさせられる作品でした。
所詮、法律は人間が作ったもので完全であるはずがなく、なければ秩序が保てないのは明らかですが、すべてをしゃちほこばって守っていても社会が機能しないのも事実だと思います。
ここら辺、機械っぽくなるのではなく、人間の判断というもので、もう少し柔軟にできるような気もするのですが…。無理かな?

久しぶりに、目の前が暗くなるほど腹が立ちました。主人公の行動に。
この主人公の行動は、正義を貫くという建前の元、自己保身、自己満足のためとしか、私にはとれませんでした。
私にとって、これはバッドエンディングです。
でも、あえてそちらを映画にしたからこそ、強く印象に残っているし、考えさせられるのだと思いました。

内容★★★★★




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