忍者ブログ
アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
Admin / Write
2024/11/16 (Sat) 07:53
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/09/08 (Tue) 10:38

2007

1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女に生まれた美しいヒロイン・セシーリア。兄妹のように育てられた使用人の息子・ロビーを、身分の違いを越えて愛しているのだ、と初めて気づいたある夏の日、生まれたばかりの二人の愛は、小説家を目指す多感な妹・ブライオニーのついた哀しい嘘によって引き裂かれることになる。 生と死が背中合わせの、戦場の最前線に送り出されるロビー。彼の帰りをひたすらに待ち、「私のもとに帰ってきて」と手紙をしたため続けるセシーリア。そして、自分の犯した罪の重さを思い知らされるブライオニー。セシーリアとロビーは、再び会えるのか?ブライオニーが罪を贖える日はやってくるのか?三人の運命は、無情な時代の流れの中に呑み込まれていく…。


原題:ATONEMENT

最初は地味だな~なんて思って見てましたが、とんでもない。
いつのまにか世界に引き込まれている自分がいました。
嫉妬と潔癖さと残酷さという、多感な少女ブライオニーの描写は戦慄さえ覚えました。
ささいなことをきっかけに、長いうねりに巻き込まれ翻弄されてしまう人生…。
人の人生はそういうものかもしれませんね。
そして、衝撃のラスト。
このラストは、私には、「シンドラーのリスト」のこともいっているような気がしてなりませんでした。
すべてはそういうことなのだと思います。

セシーリア役のキーラ・ナイトレイは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ラブ・アクチュアリー」などで有名ですね。同主演・監督コンビの「プライドと偏見」、実在した賞金稼ぎを描いた「ドミノ」を観てみたいと思っています。
ロビー役のジェームズ・マカヴォイは、「ウォンテッド」が印象的でしたが、「ナルニア国物語」のタムナス(ルーシーが最初にナルニアで出会う人物)と知って思わず、あっと声が出てしまいました。どうりで馴染みのある顔だったわけですね。

というわけで、ともかく深い映画でした。
原作の小説"Atonement" Ian McEwan も時間があったら挑戦したいです。

内容★★★★★











拍手[0回]

PR
Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  HOME   1367  1366  1365  1364  1363  1362  1361  1360  1359  1358  1357 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
にほんブログ村 英語ブログ 洋書・映画の英語へ blogram投票ボタン ↑ランキングに参加していますので、いずれかクリックしていただけると励みになります。 しかっちさんの読書メーター
ブログ内検索
プロフィール
HN:
しかっち
性別:
非公開
バーコード
カウンター
最新コメント
最新TB
忍者ブログ [PR]