2009/07/22 (Wed) 23:45
DARK HORSE COMICS
1992
強面な大男であるMarvは酒場でGoldieという美女と出会い、ホテルにて一夜を共にする。しかし彼が目を覚ますとGoldieは死んでおり、直後に警官隊が駆けつけてくる。辛くもホテルから脱出したMarvは自分を嵌め、Goldieを殺した犯人に復讐すべく、保護観察官Lucileの助けを借りつつ犯人探しを始める。そして殺人鬼であるKevinとの戦い、Goldieの双子の姉であるWendyと出会ううちに彼は犯行を企てたのが国を裏から牛耳る有力者、Roarkであることを突き止めるが・・・・・・。
Sin Cityシリーズ1。
シリーズといっても舞台が同じなだけで、主人公は毎回違います。
ただし、キャラはリンクしています。
今読み返してみると、映画がいかにコミックに忠実に作られているか、あらためて感心しました。
映画でカットされているのは、Marvの泣きごとや、母の描写ぐらい。
映画では、ミッキー・ロークがMarvを演じていますが、いかにハマり役だったかわかります。
Marvが女の人に相手にされず、一人の優しくしてくれた女性に献身的になっている構図は、「容疑者Xの献身」に似てなくもないです。(こちらのが相当昔ですが)
映画と違い、色のワンポイントはないものの、陰影のつけ方がかなり印象的で、哀愁漂うストーリーと共に素晴らしい効果を上げていると思いました。
名作といわれるわけです。
内容★★★★
難易度★★
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