怨み屋本舗 10-12 栗原正尚

集英社 ヤングジャンプ・コミックスBJ
2005年4月

集英社 ヤングジャンプ・コミックスBJ
2005年8月

集英社 ヤングジャンプ・コミックスBJ
2005年12月

⑩「あなたの怨み晴らします。社会的抹殺・人探し・実質的殺害（価格応談）」客に高額な買い物をさせ、無理なローンを組ませる。ブランド専門店を経営する妻と結託してカード会社で抜群の業績を築く夫…。ついに借金地獄に陥った客の中から犠牲者が！　合法ではあっても、モラルが欠落した夫婦への復讐代行に、怨み屋は意外なコンビを送り込んだ！！
⑪エリート警察官僚が起こした轢き逃げ事件は、特権の行使により、いとも簡単にもみ消された…。目の前で妻を殺された老人は、復讐を怨み屋に託す。果たして、腐った官僚にくだされた制裁とは！？　そして、エスカレートする隠蔽工作を目撃した十二月田を、人生最大のピンチが襲う！！
⑫女子高生ばかりを狙った連続暴行事件が発生した…。覆面男は、暴力と凶器で少女の自由を奪い、己の欲望を満たす様を撮影して、それを金に換えていた! 改悛の情も無く性犯罪を繰り返す再犯者に、怨み屋は「究極の復讐」を遂行する!!


飛び降り自殺者の被害者、警察上層部の特権、オタク狩り（そういえば最近もニュースになっていましたね）、悪徳リフォーム会社、レイプ、盗撮、不祥事の連帯責任、等々今回もいろんなことを扱っています。
今回も司法制度の在り方について問題定義をしています。
考えさせられる要素も多いこの作品、怨み屋の素性もほんの少しずつ明かされてきて、ますます面白いです。







内容★★★★